チェンマイの旅の醍醐味といえば、活気あふれるマーケット巡り!
その種類は驚くほど多様です。
毎晩開かれる巨大なナイトマーケットから、週末だけの特別なウォーキングストリート、地元の人々の台所を支えるローカル市場、そしてクリエイティブな雑貨が見つかるおしゃれなマーケットまで、たくさんの選択肢があります。
「滞在中に開催されているマーケットはどれ?」
「たくさんありすぎて、どこに行けばいいかわからない…」
「自分の目的に合ったマーケットはどこ?」
このページはそんなあなたのための、チェンマイマーケットのリサーチノートです!
この記事を読めば、以下の全てがわかります
これがわかる!
・目的別におすすめのマーケットがわかる
・定番から穴場まで、23のマーケットの特徴と雰囲気がわかる
・各マーケットの開催日時やアクセス方法など、具体的な情報が手に入る
・マーケットを最大限に楽しむための交通手段や注意点がわかる
あなたにぴったりのマーケットを見つけて、チェンマイの旅をもっと楽しんじゃいましょう。
*開催の時間などは念の為、オフィシャルサイトなどで確認の上お出かけください
このページの目次
チェンマイ観光の王道!三大ナイトマーケット
まずはチェンマイに来たら誰もが訪れる、代表的な3つの大規模マーケットからご紹介します。
それぞれに全く異なる個性があり、その違いを知ることが満足のいくマーケット巡りの第一歩です。
チェンマイ・ナイトバザール (Chiang Mai Night Bazaar)


初めてチェンマイに来たなら、まずはここですね!
お土産探しから食事、ショーまで何でも揃っているので、とても便利。
このエリアでの私のおすすめは、「アサヌーン市場」がおすすめです。
あまり混み合わないし、食事も椅子とテーブルがちゃんと用意されているエリアがあり、ローカルの人たちが音楽を演奏していてのんびりムード。マッサージもうけられるし、子ども連れでも使いやすいです。
チェンマイで最も有名で歴史のある、巨大なナイトマーケットです。
毎晩開催されており、チャンクラン通り (Chang Klan Road / ถนนช้างคลาน / Thà-nǒn Cháang Khlaan) 沿いに無数の露店がひしめき合っています。
特徴
このエリアは、実は複数のマーケットの集合体です。
中心となる通り沿いの「メイン・ナイトバザール」では、お土産、衣類、雑貨などが所狭しと並び、価格交渉が活発に行われています。
少し奥まった「カラレ・ナイトバザール」は、フードコートやタイの伝統舞踊ステージがあり、休憩にぴったり。ムエタイ観戦もできますよ!
さらに表通りから少しだけ奥まった「アヌサーン市場」では、比較的落ち着いた雰囲気で、人混みを避けながら手工芸品やエンターテイメントショーが楽しめます。ローカルのアーティストさんも店を構えています。
エネルギッシュで、良くも悪くも混沌とした雰囲気が魅力です。
世界中から観光客が集まり、常に賑わっています。
同じような商品を扱う店も多く、また観光客向けのマーケットの色合いが強いためお値段も少し高めですが、毎日開催されていることと、いろんなことを一度に済ませることができるメリットは大きいです。
こんな旅行者におすすめ
- 初めてチェンマイを訪れる人
- 定番のお土産をまとめて探したい人
- ショッピング、食事、エンターテイメントを一度に満喫したい人
詳細データ
- 名称: チェンマイ・ナイトバザール (Chiang Mai Night Bazaar)
- 場所: 旧市街の東側、チャンクラン通り (Chang Klan Road / ถนนช้างคลาน / Thà-nǒn Cháang Khlaan) 沿い
- 開催日時: 毎日 17:00頃~24:00頃
- アクセス: 旧市街からソンテウで約10分
(周辺は混み合うのでほどほどの近さの場所で下車したほうがいいかもしれません)
サンデー・ウォーキングストリート (Sunday Walking Street)


何度も何度も行っているのに、なぜか「日曜日だ!」となると出かけてしまいます。
歩き疲れたときは即!フットマッサージ。
タイのおかあさんたちに心地よくほぐしてもらいながらちょっとしたおしゃべりを楽しむのも旅の醍醐味です。
週に一度、旧市街のメインストリートが歩行者天国になる、チェンマイ最大級のウィークリーマーケットです。
旧市街の「四角」の東門である「ターペー門 (Tha Phae Gate / ประตูท่าแพ / Prà-tuu Thâa Phae)」からまっすぐに、最高の格式を持つ「ワット・プラシン (Wat Phra Singh / วัดพระสิงห์วรมหาวิหาร / Wát Phrá Síng Woramahawihan)」まで1kmに渡って屋台がここぞ狭しと集まっています。
食べ物や雑貨の屋台のみならず、ストリートパフォーマーやアーティストが集う様子は、「毎週末開かれるお祭り」と言った感じ。地元の人にも、国内観光客にも、海外観光客にも愛されるとても大きなナイトマーケットです。
特徴
ナイトバザールと比べて、工芸品の質やオリジナリティが高いのが特徴といえます。
木彫り、陶器、手染めの布、アクセサリーなど、ここでしか手に入らない一点ものが多く見つかります。一点物を販売するアーティストや、手作りの嗅ぎ薬ヤードム
立ち並ぶ屋台の他に、フードコートに変身しているワット・パン・オン (Wat Phan On / วัดพันอ้น / Wát Phan On) などの寺院の境内でも食事ができ、趣のある雰囲気の中で楽しめます。
雰囲気
チェンマイで最も活気があるともいえるマーケット。熱気に満ちています。
18時になると国歌が流れ、人々が一斉に立ち止まり敬意を表す光景も旅の思い出になるかもしれませんね。
非常に混雑するため、少し早めの時間帯に訪れるのがおすすめです。
こんな旅行者におすすめ
- オリジナルのアートや工芸品を探している人
- チェンマイの文化的な活気を肌で感じたい人
- ユニークな雰囲気で食事を楽しみたい人
詳細データ
- 名称: サンデー・ウォーキングストリート(ターペー門) (Sunday Walking Street (Tha Phae Gate) / ถนนคนเดินท่าแพ / Thà-nǒn Khon Doen Thâa Phae)
- 場所: ターペー門からワット・プラシンまで続くラチャダムヌン通り (Ratchadamnoen Road / ถนนราชดำเนิน / Thà-nǒn Râat-cha-dam-noen)
- 開催日時: 日曜日のみ 16:00頃~24:00頃
- アクセス: 旧市街内なので、どこからでも徒歩でアクセス可能
サタデー・ウォーキングストリート (Saturday Walking Street)


日曜のマーケットほど大きくはないけれど、十分に賑やか!
フードコートも複数あります。
銀細工の工房が多い通りなので、チェンマイの宮廷文化の流れをくむ銀細工をお土産にしたい人はぜひ!
ワット・シースパンやワット・ムエンサンという観光スポットもあり、見所もいっぱいの散策になります。
旧市街の「四角」の南側の門である「チェンマイ門 (Chiang Mai Gate / ประตูเชียงใหม่ / Prà-tuu Chiiang Mài)」の外には、日頃から食事の屋台が並んでいますが、その辺りを基点として、空港方面へと斜めに伸びるウアライ通り (Wualai Road / ถนนวัวลาย / Thà-nǒn Wua-laai) で開催されるマーケットです。
宮廷文化の流れを汲む銀細工職人の中心地だったこともあり、その歴史を反映し、美しい銀製品やアルミ工芸品が多く立ちなだんでいます。
ストリートサイドでは民族音楽や民族舞踊のライブも行われ、アーティストが作品を実際に描いている様子も見られるとても楽しいストリートマーケットです。
特徴
サンデーマーケットに比べて規模は小さいですが、山岳民族の手工芸品など、ここでしか見られないユニークな商品が見つかることもあります。
複数の専用フードセンターが設けられており、食事場所を見つけやすいのが嬉しいポイント。
また、宮廷文化の流れを汲む職人技の銀細工を買うならここ。
夜にはライトアップされた美しい銀の寺「ワット・シースパン (Wat Sri Suphan / วัดศรีสุพรรณ / Wát Sǐi Su-phan)」や日本人戦没者の慰霊碑ある「ワット・ムエンサン (Wat Muen San / วัดหมื่นสาร / Wát Mèun Sǎan)」を訪れる良い機会にもなります。
宮廷文化の流れを汲む銀細工に興味がある方はこちらの記事もぜひ!
雰囲気
サンデーマーケット同様に活気があり、道幅が狭いため混雑はかなりのものです。
しかし、サンデーマーケットよりは少しリラックスした雰囲気で楽しめるという声もあります。
こんな旅行者におすすめ
- 銀製品に興味がある人
- 山岳民族のユニークな手工芸品を探している人
- サンデーマーケットほどの混雑は避けたいけれど、大規模なマーケットを楽しみたい人
詳細データ
- 名称: サタデー・ウォーキングストリート(ウアライ通り) (Saturday Walking Street (Wualai Road) / ถนนคนเดินวัวลาย / Thà-nǒn Khon Doen Wua-laai)
- 場所: 旧市街南側、チェンマイ門すぐ外のウアライ通り (Wualai Road / ถนนวัวลาย / Thà-nǒn Wua-laai) *地図のピンの場所が「起点」です
- 開催日時: 土曜日のみ 17:00頃~23:00頃
- アクセス: チェンマイ門から徒歩すぐ
新しい波!おしゃれ&個性派マーケット
近年チェンマイでは、伝統的な市場とは一線を画す、コンセプトを重視した新しいタイプのマーケットが次々と誕生しています。
クリエイティブなエネルギーに満ちた空間を訪れてみませんか?
JJマーケット(ジンジャイ・マーケット) (JJ Market / Jing Jai Market)


今人気が爆発しているマーケット。
個性派のおしゃれな雑貨、アパレルなどがたくさんあり女性を中心に大人気です!
チェンマイのおしゃれなマーケットの代表格!
クリエイティブシーンを体感できる場所として人気の「ジンジャイ・マーケット (Jing Jai Market / จริงใจมาร์เก็ต / Jing Jai Maa-gèt)」。
จริงใจ(Jing Jai )とは「本当の心、真心」という意味。
その魅力は一つの市場に留まらず、個性的なショップやカフェが点在する複数のエリア全体が、一つの「クリエイティブ・ビレッジ」を形成しています。
週末の朝には新鮮なオーガニック野菜が並ぶ活気あるファーマーズマーケットが開かれ、日中はデザイン性の高い衣類や雑貨を扱うショップ巡りや、緑豊かな空間でのカフェタイムを楽しむ人々で賑わいます。
特徴
JJマーケットは単一の市場ではなく、複数のエリアで構成される複合的なクリエイティブスペースです。大きく分けて、週末の朝に開催される「ジンジャイ・ファーマーズ・マーケット」と、より長い時間開いている「ラスティック・マーケット」や常設のショップ群があります。
それ以外のエリアには、デザイン性の高いハンドメイド雑貨、新進気鋭のデザイナーによる衣類、古着、インテリア、アート作品などを扱うショップが多数集まっています。常設のカフェやレストラン、ギャラリーも併設されており、一日中楽しむことができます。
ジンジャイ・ファーマーズ・マーケットでは、地元の農家から直送されたオーガニック野菜や果物、こだわりの加工品、健康志向の屋台フードが並び、朝食やブランチを楽しむ人々で賑わいます。
食事関係は早めに売り切れる傾向にあるので、少し早いランチを楽しみに行くぐらいの気持ちで出かけるといいかもしれません。
道路を跨いで反対側にはジンジャイ・ヴィレッジ があり、可愛らしい雑貨屋アーティストのオリジナルグッズを販売するブリックストアが集まっています。こちらにもぜひ立ち寄ってみて!
雰囲気
「ラスティック・シック(素朴で洗練された)」という言葉がぴったりの空間。
雑貨屋アパレルのテイストのせいかわかりませんが、なぜかこのマーケットは欧米系の観光客は少なく、アジア系の客が多いのが特長。中国人、韓国人、日本人に好まれているマーケットと言えるでしょう。
こんな旅行者におすすめ
- オーガニックやサステナブルな暮らしに関心がある人
- 質の高いユニークなクラフト製品やお土産を探している人
- ローカルのクリエイターと繋がりたい人
詳細データ
- 名称: ジンジャイ・マーケット (Jing Jai Market) / ジンジャイ・ヴィレッジ (Jing Jai Village)
- 場所: 46 Atsadathon Rd, Pa Tan Sub-district, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50300
- 開催日時: 目的のエリアによって大きく異なります。
- ジンジャイ・ファーマーズ・マーケット & ラスティック・マーケット (Jing Jai Farmers Market & Rustic Market)
- 土・日曜日: 6:30 ~ 15:00
- 施設全体の営業時間(常設店・レストランなど)
- 月~金曜日: 8:30 ~ 22:00
- 土・日曜日: 6:30 ~ 22:00
- (ご注意) 施設全体の営業時間は店舗により異なります。
- 公式サイト: https://www.jingjaichiangmai.com/
(Facebook) https://www.facebook.com/jjmarketchiangmai/ - アクセス: 旧市街からGrabやトゥクトゥクの利用が必要
チャムチャー・マーケット (Chamcha Market)


一つひとつのお店に個性があって、草木染めの服や刺し子のバッグなど、「クラフト感」の強い、手仕事の温もりが感じられる作品ばかり。
アート系、ナチュラル系、ここでしか出会えない、特別なものが見つかりますよ。
わたしは、ボトルに一つずつイラストが手描きされた香水を買いました♡
チェンマイ中心部の喧騒から少し離れた、緑豊かなサンカンペーン (San Kamphaeng / สันกำแพง / Sǎn Kam-phaaeng) エリア。
このエリアのシンボルとも言える大きなアメリカネムノキ(チャムチャーの木 , レインツリー)をシンボルに、囲むように広がるのが、チャムチャー・マーケット (Chamcha Market / กาดฉำฉา / Kàat Chǎm-chǎa)です。
地元のアーティストや職人たちが手がける小さなお店が点在し、さながら一つの創造的なコミュニティのような空間を形成しています。
穏やかで牧歌的な雰囲気のなか、手仕事の温もりが伝わるユニークな作品を、作り手と語らいながら探すことができる、特別な場所です。
特徴
木造の趣ある店舗が並び、質の高いハンドメイド製品が中心。
ラーンナー様式の衣類、手作りのアクセサリー、藍染をはじめとした草木染めの製品、絞り染めなど、ユニークでデザイン性の高い一点ものが多いのが魅力です。
雰囲気
牧歌的で、ゆったりとした時間が流れる静かな空間。
都会の喧騒を離れて、アートな雰囲気に浸りたい人にぴったりです。
【あわせて立ち寄りたい】チャムチャー・マーケットを訪れるなら、ぜひ立ち寄りたいのが、すぐ近くにある人気のタイ料理レストラン「ミーナー (Meena Rice Based Cuisine / มีนา มีข้าว / Mii-naa Mii Khâao)」です。
おにぎりのように整えられた色とりどりのオーガニックライスを主役にしたタイ料理が楽しめます。緑豊かな田園風景の中に佇む伝統的なラーンナー様式の木造家屋も素晴らしく、その美しい景色の中で食事を楽しむことができます。
マーケットと合わせて訪れる人が多く、特に週末は混み合うため、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。
こんな旅行者におすすめ
- 静かで創造的な雰囲気を好む人
- アーティストが作った一点ものの作品を探している人
- 人とは違う、特別な逸品を見つけたい人
- 染め物やファブリック系が好きな人
詳細データ
- 名称: チャムチャー・マーケット (Chamcha Market / กาดฉำฉา / Kàat Chǎm-chǎa)
- 場所: サンカンペーン地区(市中心部から東へ車で約20~30分)
- 開催日時: 土・日曜日のみ 9:00頃~14:00頃
- アクセス: Grabやレンタルバイクなどの交通手段が必須 * マーケットが終わる時間が早めなので、散策をして、ミーナでランチをいただいたあとぐらいにGrabを呼んでも十分配車される感じです。
- 公式サイト:(facebook) https://www.facebook.com/ChamchaMarket
バーン・カーン・ワット日曜朝市 (Baan Kang Wat Sunday Morning Market)

ワット・ウモーン (Wat Umong / วัดอุโมงค์ / Wát Uu-mong) に近い緑豊かなエリアに、一つのちいさーーな「村」のような空間でおこなされているのが「バーン・カーン・ワット朝市 (Baan Kang Wat Morning Market / ตลาดเช้าบ้านข้างวัด / Tà-làat Cháo Bâan Khâang Wát)」です。
ローカルの若者達にも大人気。
敷地内には伝統的な木造家屋をリノベーションしたアーティストの工房や個性的な雑貨店、カフェが点在。それらを繋ぐ小道を散策しながら、作り手と直接言葉を交わすこともできます。
特に日曜の午前中には「日曜朝市」が開かれ、オーガニック食品やクラフト作品の露店が加わり、一層の賑わいを見せます。チェンマイの「スローライフ」を体現したようなこの場所は、買い物だけでなく、穏やかな時間を過ごしたい人にぴったりの空間です。
特徴
村全体がクリエイティブな空間になっており、マーケットではオーガニック野菜や自家製の食品、工芸品などが販売されます。
常設の雑貨店やカフェも魅力的で、一日中ゆっくりと過ごせます。
雰囲気
緑豊かで落ち着いた、アートな雰囲気。
散策するだけでも楽しく、チェンマイのクリエイターたちの息吹を感じることができます。
こんな旅行者におすすめ
- チャムチャー・マーケット同様、静かで創造的な空間が好きな人
- 地元のクリエイティブ・コミュニティと交流したい人
- ゆったりとした日曜日の午前中を過ごしたい人
詳細データ
- 名称: バーン・カーン・ワット日曜朝市 (Baan Kang Wat Sunday Morning Market)
- 場所: ワット・ウモーン近く(市中心部から西)
- 開催日時: 日曜日のみ 8:00~14:00
- アクセス: Grabやレンタルバイクなどの交通手段が必須
- 公式サイト: (Facebook) https://www.facebook.com/Baankangwat
ココナッツ・マーケット (Coconut Market)

チェンマイ中心部から少し足を延ばしたファハム地区に、まるで週末のリトリートのようなマーケットがあります。「ココナッツ・マーケット (Coconut Market / กาดมะพร้าว / Kàat Má-phráao)」です。
その名の通り、美しく整備されたヤシの木立の中で開かれるこの場所の魅力は、何と言ってもその景観。
高く伸びるヤシの木々の間を、緑の浮草で覆われた水路が穏やかに流れる風景はとても魅力的です!
特徴
地元の食べ物や飲み物、手工芸品、可愛らしいアクセサリーやアパレルの屋台が中心のヤシの木エリアをぐるっと取り囲むように並んでいます。
ヤシの木の合間合間には東屋やベンチがあり、ヤシの木に囲まれて食事をするのは思いの外楽しいものです!
ライブ演奏が行われることもあり、ピクニック気分で楽しめます。
敷地内にはヤギの餌やり体験ができる場所もあり、子供連れにもおすすめです。
雰囲気
写真映えする景色の中で、のんびりと過ごせる癒やしの空間。
観光客はまだそれほど多くなく、穴場的なマーケットです。
こんな旅行者におすすめ
- ユニークで写真映えする場所を探している人
- 子連れの家族(山羊などの動物がいるのでお子さんが喜ぶかも!)
詳細データ
- 名称: ココナッツ・マーケット (Coconut Market / กาดนัดมะพร้าว / Kàat Nát Má-phráao)
- 場所: ファハム地区、Soi Ban Tong 2 Mu 3
- 開催日時: 土・日曜日のみ 8:00頃~15:00頃
- アクセス: 市中心部から車で約15分。
交通手段が必要。 - オフィシャルサイト:(Facebook) https://www.facebook.com/Kadmaprao/
クローン・メーカー運河 (Khlong Mae Kha)


提灯が灯る夕暮れ時がとても綺麗!それほど混み合うこともなく、のんびりムードが漂っています。
運河沿いに続く遊歩道には柵がないので小さなお子さんが落ちないように気をつけてあげてくださいね。
近年、チェンマイのローカルな人たちの人気スポットになっているのが、再開発された「クローン・メーカー運河村 (Khlong Mae Kha / คลองแม่ข่า / Khlaawng Mâe Khàa)」です。かつて生活排水で汚れていた運河を整備し、日本の小樽運河をモデルにしたと言われる美しい景観に生まれ変わらせたプロジェクトで、今では地元の人々や観光客が訪れる憩いの場となっています。
特徴
運河沿いに提灯が灯り、日本風の橋がかかり、なんと日本風のマンホールのふたも!
コンパクトなエリアで、お散歩がてらちょっとふらりとするのがおすすめ。
小さなお店のストリートフードやおでん、ドリンクなどの屋台、ちょっとしたお土産物が買えます。
雰囲気
のどかでコンパクトなエリア。ライトアップもされていて、夜の散策にぴったりです。
コムローイの時期には、タイの伝統的な灯籠のワークショップや、運河に灯籠流しができます。
こんな旅行者におすすめ
- カップルや友人同士でのんびり散策したい人
- ユニークな夜の過ごし方を探している人
詳細データ
- 名称: クローン・メーカー運河村 (Khlong Mae Kha / คลองแม่ข่า / Khlaawng Mâe Khàa)
- 場所: 旧市街の南、ナイトバザールから徒歩圏内
- 開催日時: 毎日 15:00頃~22:00頃(夕暮れ時が特におすすめ)
- アクセス: ナイトバザールやチェンマイ門から徒歩または短いソンテウ乗車
- 公式サイト: (Facebook) https://www.facebook.com/klongmaekha/
バンブー・ファミリー・マーケット (Bamboo Family Market)
チェンマイ郊外のサンカンペーン地区、竹林に囲まれたクリエイティブスペース「Sanggadee Space」で開かれる「バンブー・ファミリー・マーケット (Bamboo Family Market / แบมบู แฟมิลี่ มาร์เก็ต / Baem-buu Fae-mi-lîi Mâa-gèt)」。このマーケットは、「サステナビリティ(持続可能性)」を重要なテーマに掲げ、環境、文化、手仕事を大切にする人々が集うコミュニティ・イベントとしての側面を強く持っています。特に、タイとミャンマーの文化が自然に融合している点が、他のマーケットにはない大きな特徴です。
特徴
- ユニークで質の高い商品
オーガニックやヴィーガン向けの食品が充実しており、自家製サワードウパンやヴィーガンケーキ、珍しいミャンマーの麺料理などが楽しめます。
クラフト製品も、地元の綿やヘンプを自然染料で染めた衣類、手作りのスキンケア製品、温かみのある陶器や木工品など、作り手の哲学が感じられる質の高いものが揃います。 - 参加型の体験:
マーケットの開催に合わせて、様々なアートやクラフトのワークショップが開かれることもあり、ただ買い物をするだけでなく、創造的な活動に参加できるのも魅力の一つです。 - 徹底したサステナビリティの実践
マイバッグ持参の推奨はもちろん、場内ではプラスチック袋は使用されません。
食べ物はバナナや蓮の葉で包んで提供されたり、食器を借りて使用後に自分で洗うシステムが導入されていたりと、ゴミゼロに向けた具体的な取り組みが随所に見られます。
雰囲気
その名の通り、竹に囲まれた会場は非常にリラックスした空気が流れています。
出店者もお客さんも含め、環境問題や手仕事に関心を持つ人々が集うため、会場全体が穏やかで温かいコミュニティのような雰囲気がすてき。
のんびりと会話を楽しみながら、時間を過ごすのに最適な空間です。
こんな旅行者におすすめ
- サステナビリティやエシカルな消費に関心があり、作り手の想いに触れたい人
- 画一的なお土産ではなく、ユニークで質の高いアートやクラフト作品を探している人
- タイとミャンマーの文化が交わる、チェンマイの多文化的な側面に興味がある人
- 人混みを離れ、クリエイティブで落ち着いたコミュニティの雰囲気を楽しみたい人
詳細データ
- 名称: バンブー・ファミリー・マーケット (Bamboo Family Market)
- 場所: サンカンペーン地区、Sanggadee Space
- 開催日時: 毎週末(土・日)9:00~16:00(訪問前にFacebook等で確認を推奨)
- アクセス: 市中心部から離れているためGrabなど交通手段が必要。ワロロット近くのピン川沿いから路線ソンテウ(白色)が出ているが、降車場から1〜1.5kmほど歩く。
- オフィシャルサイト:(Facebook) https://www.facebook.com/sanggadeespace/
One Nimman アート&クラフトマーケット(通称:ホワイトマーケット)
チェンマイで最もおしゃれなエリア、ニマンヘミン地区のランドマーク「One Nimman」で毎週末に開かれるのが、「One Nimman アート&クラフトマーケット」です。「ホワイトマーケット」の通称もあるようです。
金曜日から日曜日にかけて、レンガ造りの時計台がそびえる広場から南側の通路沿いに、雑貨や衣類を扱う露店が並びます。
南の通り沿いだけなので規模は決して大きくありませんが、チェンマイローカルクリエイターのセンス溢れる商品が並んでます。
週末にワンニマンを訪れた時は、南側の通りを忘れずにチェック!
特徴
- 質の高いデザイン製品
地元の若手デザイナーが手がける、洗練されたデザインのアクセサリー、衣類、革製品、アート作品などが集まります。
こんな旅行者におすすめ
- チェンマイローカルクリエイターの、オリジナリティとデザイン性のあるお土産や記念品を探している人
- チェンマイのモダンでおしゃれな雰囲気を楽しみたい人
- ニマンヘミン地区でのディナーや散策と合わせて、マーケットも楽しみたい人
詳細データ
- 名称: One Nimman アート&クラフトマーケット
- 開催日時: 毎週 金・土・日曜日 15:00 ~ 21:00
- 場所: One Nimman(Nimman Soi 1)
- 公式サイト: https://www.onenimman.com/ | (Facebook) https://www.facebook.com/onenimman/
- アクセス: 旧市街からソンテウで約10〜15分。
Grabも便利です。
マリンプラザ/カード・ナーモー (Malin Plaza / Kad Na Mor)

チェンマイ大学の正門向かいに位置する「マリンプラザ (Malin Plaza / มาลินพลาซ่า / Maa-lin Phlaa-sâa)」と、その周辺に広がる「カード・ナーモー (Kad Na Mor / กาดหน้ามอ / Kàat Nâa Maa)」は、学生街の夜を代表する巨大なナイトマーケットです。
屋内商業施設の「マリンプラザ」と、屋外に無数の露店が広がる「カード・ナーモー」が一体となっており、チェンマイの若者たちのエネルギーと最新トレンドが集まる中心地として、毎晩多くの学生で賑わっています。
特徴
- トレンドファッション
学生向けのリーズナブルな価格で、Tシャツ、ジーンズ、ワンピース、靴、バッグなど、最新のファストファッションアイテムが豊富に揃います。
特に韓国や日本のスタイルに影響を受けたデザインが多く見られます。 - スマホグッズとアクセサリー: 数多くの露店が、ユニークで可愛いデザインのスマートフォンケースや、充電ケーブル、ポップなアクセサリーなどを販売しており、見ているだけでも楽しめます。
- クリエイティブな屋台グルメ
フードゾーンも非常に充実しており、定番のタイ料理はもちろん、チーズが伸びるホットドッグ、カラフルなクレープ、創作ドリンクなど、学生向けに工夫された安くて写真映えするB級グルメの宝庫です。
雰囲気
ネオンが輝き、賑やかな音楽が流れる場内は、若者たちの熱気に満ちています。
友人同士で語らいながら買い物や食事を楽しむ学生たちの姿が多く、チェンマイのリアルな若者文化を肌で感じることができるエネルギッシュな空間です。
こんな旅行者におすすめ
- チェンマイの若者の最新ファッショントレンドに触れたい人
- 安くて可愛い、ユニークなスマホケースやアクセサリーを探している人
- 安くて美味しい若者たちの日常グルメを楽しみたい人
- 学生街の活気ある夜の雰囲気を体験したい人
詳細データ
- 名称: マリンプラザ (Malin Plaza / มาลินพลาซ่า / Maa-lin Phlaa-sâa) /
カード・ナーモー (Kad Na Mor / กาดหน้ามอ / Kàat Nâa Maa)」 - 開催日時: 毎日 18:00頃 ~ 23:00頃
- 場所: Huay Kaew Rd, opposite Chiang Mai University’s main entrance
(チェンマイ大学正門向かい) - 公式サイト (Facebook): https://www.facebook.com/malinplaza/
CMU南門市場(タラート・ランモー)
地元で「タラート・ランモー (ตลาดหลังมอ / Tà-làat Lǎng Maa)」、つまり「大学裏の市場」として親しまれているのが、チェンマイ大学南門(裏門)沿いに広がる屋台街です。
こちらは買い物や娯楽が中心のマリンプラザとは対照的に、完全に「食」に特化したマーケット。
授業を終えた学生たちが、夕食を求めて集まる日常的な場所です。
特徴
- 食に特化した屋台街: ファッションや雑貨の店はほとんどなく、並んでいるのはすべて食べ物の屋台です。
カレー、麺類、炒め物、お弁当、グリル料理、寿司、スイーツまで、あらゆる種類のタイ料理が揃います。 - テイクアウト文化: ほとんどの店は持ち帰り(テイクアウト)が基本で、寮やアパートに持って帰って食べる学生がほとんどです。
イートインスペースはごく僅かしかありません。 - 圧倒的な安さ: すべてが学生の懐に優しい価格設定。
数十バーツでお腹いっぱいになれる、安くて美味しいB級グルメの宝庫です。
雰囲気
夕方になると、バイクで乗り付けた学生たちで一気に活気づきます。
様々な料理の匂いと湯気が立ち上る中、人々がお目当ての屋台に並ぶ光景は、観光地ではない、チェンマイのリアルな日常そのものです。
機能的で、活気がありながらも、どこかローカルでのんびりとした空気が流れています。
こんな旅行者におすすめ
- チェンマイの学生たちのリアルな食生活を覗いてみたい人
- とにかく安く、ローカルな夕食をテイクアウトで楽しみたい人
- 有名観光地ではない、ありのままの日常風景に興味がある人
- 冒険心のあるストリートフード愛好家
詳細データ
- 名称: CMU南門市場(タラート・ランモー)
- 開催日時: 毎日 16:00頃 ~ 22:00頃
- 場所: Suthep Rd, near Chiang Mai University’s south gate(チェンマイ大学南門沿い)
フライデーマーケット(ラチャウィティ通りソイ1)

旧市街の北東角、商業施設「ランナースクエア」のすぐ隣の路地で毎週金曜の夜に開かれるのが、地図上で「フライデーマーケット」と表記される、こぢんまりとしたナイトストリートマーケットです。
さっと通り抜ければたったの5分の距離ですが、アットホームな雰囲気が魅力です。
マーケットの小道を北へ進み出店が終わるあたりに日本人経営のセレクトショップ「七色チェンマイ (Nanairo Chiangmai)」があり、マーケットと合わせて訪れることができます。
特徴
- ユニークなクラフト作品: 地元の若手アーティストによる手作りのアクセサリーや雑貨、個性的な衣類など、インディーズ感あふれるユニークな商品が並びます。
- ランナースクエアとの連携が便利
隣接するナイトフードコート「ランナースクエア(毎日開催)」の座席スペースを利用できるため、マーケットで購入したフードやドリンクを座ってゆっくりと楽しむことができます。
また、ランナースクエアのステージでライブ演奏が行われていることもあり、音楽を聴きながら過ごせるのも魅力です。
雰囲気
小規模な会場にとてもフレンドリーでリラックスした空気が流れています。
ランナースクエアでは、ダンスや楽器の演奏タイムもあり、穏やかな金曜の夜をのんびりと過ごすのに最適な空間です。
こんな旅行者におすすめ
- 人混みを避け、小規模で落ち着いたマーケットを楽しみたい人
- ランナースクエアでの食事と合わせて、ナイトマーケットでちょっとしたお買い物もしたい人
詳細データ
- 名称: フライデーマーケット (Friday Market)
- 開催日時: 毎週金曜日 16:00頃 ~ 22:00頃
- 場所: Ratvithi Rd Soi 1(ランナースクエア脇の通り)
- アクセス: 旧市街の北東角(ศรีภูมิมุม / Sri Phum Corner)から徒歩すぐ。
ラチャウィティ通り(Ratvithi Rd)沿いにあるアイリッシュパブを目印に北に伸びる小道です。
チェンマイの日常と食文化に触れる!ローカルマーケット
観光客向けのマーケットとは一味違う、地元の人々の生活が垣間見えるローカルマーケット。
チェンマイの「本当の顔」に触れたいなら、ぜひ訪れてみてください。
ワローロット市場(カード・ルアン) (Warorot Market / Kad Luang)


とても古い市場。
北タイ名物のサイウア(ハーブソーセージ)やケープムー(豚皮のフライ)は、ここの有名店で買うのが一番。
お土産用のお菓子やドライフルーツも、安く手に入る。
チェンマイの「台所」として、100年以上にわたって地元の人々の生活を支え続けてきた場所、それが「ワローロット市場 (Warorot Market / ตลาดวโรรส / Tà-làat Wá-roo-rót)」です。
活気あるチャイナタウンの一角に位置することの市場は、地元では親しみを込めて「カード・ルアン (Kad Luang / กาดหลวง / Kàat Lǔang)」=「大きな市場」と呼ばれ、その名の通り、チェンマイで最も古く、そして最大の市場として今も活気に溢れています。
特徴
3階建ての建物内は、フロアごとに特色があります。
1階と屋外は、北タイ名物のソーセージや揚げ豚皮、スパイス、お茶などの食料品が豊富。
上層階は衣類や布地、地下にはディープなシャン族料理のフードコートがあります。
雰囲気
常に地元の人で賑わい、活気に満ちています。
一歩足を踏み入れると、スパイスやハーブ、調理された惣菜の香りが混じり合った、アジアの市場ならではのムードがいっぱい。ここは単に生鮮食品を売る場所ではなく、食料品、衣類、布地、日用品、そして冠婚葬祭の品々まで、人々の暮らしに必要なものがすべて揃う、まさに街の心臓部とも言える生活百貨店です。
観光客もいるもののあまり観光地化されていない、ありのままのチェンマイの日常を感じることができる場所です。
こんな旅行者におすすめ
- 本物の市場の雰囲気を体験したい人
- 料理好きで、タイの食材やスパイスに興味がある人
- 北タイ名物のグルメをお得に手に入れたいグルメさん
- アジアのムードいっぱいの場所を写真に残したい人
詳細データ
- 名称: ワローロット市場 (Warorot Market) / カード・ルアン (Kad Luang / กาดหลวง / Kàat Lǔang)
- 場所: チャンモイ通りとターペー通りの間、ピン川近く
- 開催日時: 主要市場は毎日 5:00頃~18:00頃、路上フードマーケットは夕方~深夜
- アクセス: ターペー門から徒歩15分〜
トンラムヤイ花市場 (Ton Lam Yai Market)
ワローロット市場のすぐ隣、ピン川沿いに広がるのが、24時間眠らないチェンマイ最大のフラワーマーケット「トンラムヤイ花市場 (Ton Lam Yai Market / ตลาดต้นลำไย / Tà-làat Dtôn Lam-yai)」です。
ここは単に花を売買する場所というだけでなく、仏教寺院へのお供え物や、日々の暮らしを彩る花々を求める人々で常に賑わう、チェンマイの文化と信仰に深く根ざした場所です。
特徴
- 圧倒的な種類の花々
市場には、マリーゴールド、ジャスミン、蓮、蘭、バラなど、色とりどりの花が溢れんばかりに並びます。
そのほとんどが、近郊の農園から毎朝直送されるため、非常に新鮮です。 - 精巧な花の芸術品
市場のあちこちで、店主たちが「プアン・マーライ (Phuang Malai / พวงมาลัย / Phu-ang Maa-lai)」と呼ばれる、幸運を祈るための美しい花輪や飾りを手際よく作っている様子を見ることができます。
これは寺院へのお供えや、車にかけるお守りとして使われます。 - 24時間営業の活気
深夜から早朝にかけては、市内外の業者やレストランが買い付けに訪れる卸売市場として最も活気づきます。
日中は、地元の人々が日常的に花を買い求める、少し落ち着いた雰囲気へと変わります。
雰囲気
一帯は、花々の甘く強い香りに満ちています。
特に新鮮な花が大量に運び込まれる早朝は、圧倒的な色彩と香り、忙しく働く人々の姿を見ることができます。
こんな旅行者におすすめ
- 色鮮やかな風景や、人々の働く姿を撮影したい写真家
- タイの仏教文化や、人々の生活と花の関わりに興味がある人
- ワローロット市場を訪れる予定があり、合わせて周辺も散策したい人
詳細データ
- アクセス: ワローロット市場から徒歩すぐ。
旧市街ターペー門からは徒歩約15分〜。 - 名称: トンラムヤイ花市場 (Ton Lam Yai Market / ตลาดต้นลำไย / Tà-làat Dtôn Lam-yai)
- 開催日時: 毎日24時間営業(特に活気があるのは早朝3:00頃~6:00頃)
- 場所: Wichayanon Rd, Tambon Chang Moi(ワローロット市場に隣接するピン川沿い)
ムアンマイ市場 (Mueang Mai Market)

ガチローカルな卸売市場。山積みのフルーツ、お肉やお野菜。チェンマイの人たちはここでたくさんの食材を買って、それでたくさんの美味しいものを作ってくれてるんだなあって……なんだか感謝したくなっちゃいます笑
日本ではなかなかできない「フルーツのキロ買い」はここで!
チェンマイ中心部の主要な青果卸売市場。
「ムアンマイ市場 (Muang Mai Market / ตลาดเมืองใหม่ / Tà-làat Mueang Mài)」は観光客向けにきれいに整備されたマーケットとは全くの別世界。
チェンマイ中のレストランや屋台、小売店主たちが仕入れのために集まる、プロのための巨大な卸売市場です。
ピン川沿いには綺麗にフルーツがならんでいて小売っぽい店構えで選びやすいですが、奥の方に入っていった方が価格は安くなります!
特徴
主に業者向けの市場ですが個人でも購入可能で、1つや2つでも嫌な顔せず親切に売ってくれます。
特にトロピカルフルーツは安い価格で手に入ります。
雰囲気
巨大なトラックから、人の背丈ほどもある野菜や果物の山が次々と下ろされ、威勢の良い掛け声が飛び交います。洗練された買い物とは無縁ですが、チェンマイの食を根底から支える、荒削りでエネルギッシュな場所。
こんな旅行者におすすめ
- ローカル市場大好き!な旅行者
- チェンマイの食文化の裏側を覗いてみたいグルメさん
- 迫力のある写真を撮りたい写真家
- 長期滞在で自炊をする人
- フルーツをたくさんキロ単位で買いたい人
詳細データ
- 名称: ムアンマイ市場 (Mueang Mai Market / ตลาดเมืองใหม่ / Thà-lâat Mueang Mài)
- 場所: 旧市街の北東、ピン川近く
- 開催日時: 24時間営業(早朝や暗くなる前の夕方が比較的涼しく活気がある)
- アクセス: 旧市街の北東角から徒歩約10分
ホーム・バイ・カセアンマーケット (Home by Kasean Market)


ここは本当に特別な場所。決して大きなマーケットではありません。10分もすれば一通り見終わってしまうかもしれません。
ですが、本当に雰囲気が良いのです。大のお気に入りのマーケットです。
出店されている先輩方の人生経験がこめられたお菓子やお料理をいただきながら、ベンチに腰掛けて、バンド演奏をBGMにお友達とおしゃべりしたり、本を読んだり、そんなふうに、半日・1日をのんびーーーり過ごすそんな感じがぴったりです。
チェンマイの数ある市場の中でも、ひときわユニークで心温まる存在、それが「ホーム・バイ・カセアンマーケット (Home by Kasean Market / โฮม บาย เกษียณมาร์เก็ต / Hoom Baai Gà-sǐian-mâa-gèt)」です。
เกษียณ(Kasean / カセアン)は 退職・定年という意味。
単にモノを売買する場所ではなく、「すべての世代のために、高齢者の幸福を創造する空間」という明確な哲学のもとに生まれたコミュニティ・マーケットです 。
タイの高齢化社会への創造的な取り組みとして、引退後の世代に新たな活躍の場を提供し、世代間の繋がりを育むことを目的としています 。
作り手の温もりが感じられる「ホームメイド」で「ハートメイド」な品々と、失われつつある食文化、そして何よりも、人々が笑顔で交流する姿がこの市場の魅力。
特徴
- 熟練の技が光る手仕事の品々: 市場に並ぶのは、60歳以上のベテラン出店者たちが中心となって作る、心のこもった工芸品 。元講師が作る美しい竹細工 、元教師が手がけるハーブ製品 など、長年の経験と知識に裏打ちされた質の高い商品が揃います。ベテランタイマッサージ講師の体験ブースもあります
- 生きた食文化の博物館: 伝統的なお料理から、本当にモダンでおしゃれな洋菓子まで。店の数は少ないですが、どれも食べてみたい!と思わせるものばかりです。
- 世代を超えたコミュニティ: 高齢者が主役でありながらも、意図的に若い世代の出店者も受け入れることで、世代間の自然な交流が生まれています 。高齢の職人が若者に伝統を語り、若いアーティストが高齢者からヒントを得る、知識と経験が交換される温かい空間です 。
雰囲気
チェンマイの他の大規模市場の喧騒とは対照的に、穏やかでのんびりとした、心地よい時間が流れています 。会場である「オールド・チェンマイ・カルチャーセンター」の伝統的なラーンナー様式の建物と緑豊かな環境が、市場の雰囲気を一層特別なものにしています 。
ベテランミュージシャンによる生演奏がBGMとなり 、家族連れがランチを楽しむような、温かくリラックスした空気に満ちています 。
こんな旅行者におすすめ
- 商業的な観光地よりも、本物の文化体験や現地の人々との交流を求める人
- 作り手の物語が感じられる、ユニークで心のこもったものを探している人
- チェンマイは何度もきていて、ちょっと違ったマーケットを覗いてみたい人
- ただただのんびりしたい人
詳細データ
- 名称: ホーム・バイ・カセアンマーケット (Home by Kasean Market / โฮม บาย เกษียณมาร์เก็ต / Hoom Baai Gà-sǐian-mâa-gèt)
- 開催日時: 毎月 第1・第3土曜日と日曜日 9:00 ~ 15:00
- 場所: オールド・チェンマイ・カルチャーセンター (Old Chiangmai Cultural Center, 185/3 Wua Lai Rd., Haiya)
- 公式サイト (Facebook): https://www.facebook.com/theseniormarket
- アクセス: ウアライ通りに位置し、市内中心部からのアクセスも良好。Grabやソンテウが便利です。敷地内に広い駐車場もあります 。
ノンホー・フリーマーケット (Nong Ho Flea Market)


タイ文字の書いてあるガチのタイの古着を探している…と言ったら「もしかしたら”ガラクタ市”にあるかも?」と在住者の方が教えてくれました。
古い家具、土器、ペンチなどの工具、植物、昆虫、エトセトラ。
日本からきた博多人形なども置いてありました。
飲食の屋台は多くはありませんでしたが、ところどころアメリカンハンバーガーや淹れたてコーヒーなども。
ノンホー・フリーマーケットは、チェンマイ国際会議展示場 (Chiang Mai International Exhibition and Convention Centre / ศูนย์ประชุมและแสดงสินค้านานาชาติเฉลิมพระเกียรติ 7 รอบ พระชนมพรรษา / Sǔun Bprà-chum láe Sà-daaeng Sǐn-kháa Naa-naa-châat Chà-lěoem Phrá-gìat Jèt Râawp Phrá-chon-má-phan-sǎa)のすぐ隣の敷地で、毎週末に開催されるチェンマイの蚤の市です。
地元では「กาดนัดหนองฮ่อ」(カード・ナット・ノンホー)または「ตลาดนัดมือสองหนองฮ่อ」(タラート・ナット・ムーソーン・ノンホー)として知られています。観光客はほとんどいません。
特徴
- 「ガラクタ市」のワクワク感
古着、靴、バッグ、中古の電化製品、アンティーク、骨董品、仏像やお守り、自動車やバイクの中古パーツ、工具、園芸用品、ペットまで、文字通りありとあらゆるものが売られています。「ガラクタの山から宝物を探す」という蚤の市の醍醐味を存分に味わうことができます。 - ローカルな雰囲気: 訪れる人のほとんどがタイの地元住民で、旅行者の姿はほとんどみません。そのため、チェンマイのリアルな日常を肌で感じることができます。
こんな旅行者におすすめ
- アンティークや骨董品、珍しい雑貨を探している人
- チェンマイのローカルな雰囲気にどっぷりと浸りたい人
- 宝探しのようなショッピング体験が好きな冒険心のある人
- 一般的なお土産物ではない、ユニークな一点ものを見つけたい人
【あわせて訪れたい】山岳民族博物館
「The Highland People Discovery Museum」、通称「山岳民族博物館 (Tribal Museum / พิพิธภัณฑ์ชาวเขา / Pí-pít-tá-pan Chaao-khǎo)」は、チェンマイの多様な文化を深く知ることができる、ぜひ訪れたい施設の一つです。入場無料です!
詳細データ
- 名称: ノンホー・フリーマーケット (Nong Ho Flea Market / ตลาดนัดมือสองหนองฮ่อ / Tà-làat Nát Mue-Sǎawng Nǎawng Hâaw)
- 開催日時: 毎週 土曜日・日曜日 の 6:00頃 ~ 14:00頃
- 場所: チェンマイ国際会議展示場の東隣
- アクセス: 中心部から離れているため、Grabやレンタルバイク、ソンテウのチャーターなどの交通手段が必要です。
異文化が交差する!専門性の高いマーケット
チェンマイの多文化的な側面や、特定の分野に特化したディープな世界を体験できるマーケットです。
ガートバーンホー(雲南市場) (Kad Baan Haw)
毎週金曜の早朝、中国雲南省の雰囲気に包まれる異国情緒あふれる市場がガートバーンホー(雲南市場) (Kad Baan Haw / กาดบ้านฮ่อ / Kàat Bâan Hâw)です。
ナイトバザール近くの一角で、チェンマイに移り住んだイスラム教徒の中国系(ホー族)の人々によって開かれています。
特徴
最大の魅力は、他では味わえないディープな雲南グルメ。
チェンマイにきたら必ず行く!というファンもたくさんいます。
ひよこ豆のペースト料理「カオフン (Khaofun / ข้าวฟืน / Khâao Fuen)」や、滋養に良い「烏骨鶏そば (Silkie Chicken Noodle Soup / ก๋วยเตี๋ยวไก่ดำ / Gǔai-dtǐao Gài Dam)」など、珍しい屋台グルメの宝庫です。
手作りの納豆や漬物、ラム肉の燻製など、珍しい食材が並ぶのも特徴です。
雰囲気
飛び交う中国語、タイ人とは異なる顔つきの商人たち。
小規模ながら、チェンマイの多様な文化が凝縮されたような、ユニークで特別な空気が流れています。
こんな旅行者におすすめ
- 雲南料理ファン
- チェンマイの多文化的な側面に触れたい人
- ユニークな朝の体験をしたい人
詳細データ
- 名称: ガートバーンホー (Kad Baan Haw / กาดบ้านฮ่อ / Kàat Bâan Hâw)
- 場所: バーンホー・モスク向かい、Charoen Prathet Soi 1
- 開催日時: 毎週金曜日のみ 5:00頃~12:00頃
- アクセス: ナイトバザールエリアから徒歩圏内
モン族市場(市街地) (Hmong Market)
チェンマイのチャイナタウン、ワローロット市場の喧騒の奥に、手芸やエスニック雑貨が好きな人々を惹きつけてやまない、特別な一角があります。それが「モン族市場 (Hmong Market / ตลาดม้ง / Tà-làat Mong)」です。特別に大きなエリアではありませんが、細く薄暗い路地に、モン族の素晴らしい手仕事から生まれる色鮮やかな手芸品を扱う小さなお店が連なっています。
特徴
- 圧倒的な布製品
床から天井まで、ありとあらゆる場所に、モン族の伝統的な刺繍が施された布地、ポンポンやタッセル、ろうけつ染めの生地などが山積みになっています。 - 豊富な手芸用品
それらの生地を使って作られた完成品のバッグや衣類だけでなく、自分でリメイクや裁縫をするためのパーツ(リボン、ボタン、ワッペンなど)も豊富に揃っており、創作意欲を掻き立てられます。 - 卸売価格で手に入ることも
多くの店が卸売を兼ねているため、価格は非常にリーズナブル。まとめ買いをすると、さらに交渉に応じてくれることもあります。
雰囲気
一歩足を踏み入れると、目に飛び込んでくるのは、赤、青、ピンク、緑といった極彩色の刺繍やポンポン、ろうけつ染めの布地。その圧倒的な色彩の洪水は、まるで万華鏡の中に迷い込んだかのようです。観光客だけでなく、世界中のデザイナーやバイヤーも買い付けに訪れる、プロ御用達の卸売市場でもあり、チェンマイのクラフト文化の源流の一つとなっています。
こんな旅行者におすすめ
- 手芸や裁縫が好きな人
- エスニックなテキスタイルや布製品に興味がある人
- 色鮮やかで手頃な価格のお土産を探している人
詳細データ
- 名称: モン族市場 (Hmong Market) / タラート・モン (ตลาดม้ง / Thà-lâat Mong)
- 場所: ワローロット市場近くのチャイナタウンエリア
- 開催日時: 毎日 7:00頃~17:00頃
- アクセス: ワローロット市場と合わせて訪れるのが効率的
毎日の台所。チェンマイの日常を旅しよう
チェンマイには、観光客向けの巨大マーケットだけでなく、地元の人々の暮らしに根付いた小規模ながらも魅力的な市場が数多く存在します。
特に、城壁の門の周りで毎晩開かれる夜市は、ローカルも観光客も混在していて、旅行者にとっては、「チェンマイの日常を旅する」ことのできる場所です。
トンパヨム市場 (Ton Payom Market)
トンパヨム市場 (Ton Payom Market / ตลาดต้นพยอม / Tà-làat Dtôn Phá-yom)は、チェンマイ大学やニマンヘミン地区の近くにある、地元の人々に愛されるコンパクトな市場です。
特に、すぐに食べられる調理済みの惣菜が豊富で、北タイ名物のソーセージ「サイウア」や豚皮の唐揚げ「ケープムー」の有名店がいくつも軒を連ねています。
学生や地域住民、観光客が、夕食のおかずや本格的な北タイの味を求めてひっきりなしに訪れる、活気のある場所です。
詳細データ
- 名称: トンパヨム市場 (Ton Payom Market / ตลาดต้นพยอม / Tà-làat Dtôn Phá-yom)
- 開催日時: 毎日 6:00頃 ~ 19:00頃
- 場所: Suthep Rd, Tambon Su Thep(ニマンヘミン地区南側、チェンマイ大学近く)
- アクセス: 旧市街からソンテウで約10〜15分。
ニマンヘミン地区からは徒歩圏内。
チャーンプアック門市場 (Chang Phueak Gate Market)

旧市街の北門、チャーンプアック門 (Chang Phueak Gate / ประตูช้างเผือก / Bprà-dtoo Cháang Phèuak) の屋台街は、ストリートフード好きなら一度は訪れたい場所です。
特に有名なのが、カウボーイハットをかぶった女性店主が切り盛りする豚足煮込みご「カオカームー (Khao Kha Moo / ข้าวขาหมู / Khâao Khǎa Mǔu)」の屋台で、その味は伝説的とさえ言われています。
他にも、1時間以上待つのも当たり前!の人気のタイ風すき焼き「スキー (Suki / สุกี้ / Sù-gîi)」の店など、有名なお店もあり、夜遅くまで賑わっています。
詳細データ
- 名称: チャーンプアック門市場 (Chang Phueak Gate Market / ตลาดประตูช้างเผือก / Tà-làat Bprà-dtoo Cháang Phèuak)
- 開催日時: 毎日 17:00頃 ~ 23:00頃
- 場所: 248/3-4 Manee Nopparat Rd, Si Phum, Mueang Chiang Mai District(チャーンプアック門外側)
- アクセス: 旧市街内から徒歩すぐ。
シリワッタナー市場(カード・ターニン)(Siri Wattana Market / Kad Thanin)
サンティタム地区に位置する「シリワッタナー市場 (Siri Wattana Market / ตลาดศิริวัฒนา / Tà-làat Sì-rì-wát-tá-naa)」は、地元では「カード・ターニン (Kad Thanin / กาดธานินทร์ / Kàat Thaa-nin)」の愛称で親しまれています。
規模はそれほど大きくはありませんが、新鮮な肉や魚、野菜といった生鮮食品から日用品までが揃い、多くの地元民や長期滞在者の台所を支えています。
また、併設されたフードコートでは、安くて美味しいローカルフードを気軽に楽しむことができます。
詳細データ
- 名称: シリワッタナー市場(カード・ターニン)(Siri Wattana Market / Kad Thanin)
- 開催日時: 毎日 5:00頃 ~ 20:00頃
- 場所: Chang Phueak, Mueang Chiang Mai District(旧市街北側)
- アクセス: 旧市街チャーンプアック門から徒歩約10分。
チェンマイ門市場 (Chiang Mai Gate Market)
旧市街の南の玄関口であるチェンマイ門 (Chiang Mai Gate / ประตูเชียงใหม่ / Bprà-dtoo Chiiang Mài) のエリアは早朝から昼にかけては地元の人々のための活気ある生鮮&雑貨市場であり、作りたての惣菜や北タイ料理の食材、朝食にぴったりのカオニャオ・ムーピン(もち米と豚串焼き)などが並び、多くの地元住民が日々の食材を求めて訪れます。
日が暮れると、今度はチェンマイ門の外側の路上に、数十軒の屋台が集まるフード専門の夜市が出現します。タイ風焼き鳥のガイヤーン、麺類、パッタイ、北タイならではのお菓子の屋台が並びます。
価格はリーズナブルで美味しい夕食を求める人々で毎晩賑わいを見せます。
決して大きな夜市ではありませんが、「チャンマイで暮らしている」雰囲気を感じることのできる場所です。
詳細データ
- 名称: チェンマイ門市場 (Chiang Mai Gate Market / ตลาดประตูเชียงใหม่ / Tà-làat Bprà-dtoo Chiiang Mài)
- 開催日時: 朝市: 毎日 5:00頃 ~ 12:00頃, 夜市: 毎日 17:00頃 ~ 23:00頃
- 場所: Bamrung Buri Rd, Phra Sing, Mueang Chiang Mai District
朝市: チェンマイ門の内側にある市場建屋内と周辺
夜市: チェンマイ門の外側の路上が中心 - アクセス: 旧市街内から徒歩すぐ。
マーケット巡りのための実践情報
最後に、チェンマイのマーケットを快適に楽しむための実用的な情報をご紹介します。
移動手段
- ソンテウ (Songthaew): 赤い乗り合いトラック。
旧市街近辺なら30バーツ程度が目安。
手を挙げて止め、運転手に行き先を告げて乗り込みます。 - トゥクトゥク (Tuk-tuk): 三輪タクシー。
料金は乗車前に必ず交渉しましょう。
観光客向けの価格設定です。 - Grab: 配車アプリ。
料金が事前に確定するので安心です。
ソンテウのチャーターやトゥクトゥクより安くなる場合も多いです。
価格交渉のコツ
ナイトバザールなどの観光市場では、価格交渉はコミュニケーションの一環です。
- 笑顔を忘れずに: 常にフレンドリーな態度で接しましょう。
- まとめ買いで交渉: 複数の商品を買うと、割引してもらいやすくなります。
- 無理強いはしない: 地元の市場や値札のある店での交渉は不適切です。
安全と衛生について
- スリに注意: サンデーマーケットなどの非常に混雑する場所では、手荷物に注意が必要です。
バッグは体の前で持ち、貴重品は最小限にしましょう。 - 屋台選びのポイント: 地元の人で賑わっている、回転の速い店を選びましょう。
調理場が清潔かどうかもチェックのポイントです。
胃腸が弱い方は、生の食材や氷を避けるのが賢明です。
まとめ:あなただけのマーケット巡りプランを
チェンマイのマーケットは、巨大な観光市場から、静かなアーティスト村、異文化が香る早朝市、ローカルの人たちの生活を支える物まで、その魅力は実に多彩です。
週末にチェンマイに滞在するなら、土曜日にサタデー・ウォーキングストリートで銀製品を探し、日曜日にサンデー・ウォーキングストリートの圧倒的な活気とアートに触れるのが王道プラン。
平日の滞在なら、毎晩開かれているチェンマイ・ナイトバザールが頼りになります。
歴史ある市場でお値打ちに食料品やお土産を買うならワローロット市場へ。
おしゃれでクリエティブなお土産を探すならJJマーケットやチャムチャー・マーケットがおすすめです。
またここではご紹介しませんでしたが、山の方には山岳民族のマーケットもあり、行き帰りに立ち寄ってくれるツアーもあるので現地ローカルツアーデスクで聞いてみましょう。
この記事を参考に、あなたの興味やスケジュールにぴったりのマーケットを見つけて、自分だけの特別なチェンマイの思い出を作ってくださいね!