このページは、GrabやBoltのインストールから設定まで、タイで予定される通信環境別に、日本国内(渡航前)と現地到着後にわけてやるべきこと、設定のコツをお伝えするページです。
この記事を読めば
がわかります。
Grabってなに?Boltとはちがう?
どうやって乗ったらいいの?注意点は?
…という方は以下のページをどうぞ!
チェンマイの配車サービスについて知りたい方はこちらから
なぜ渡航前の準備が必要なのか?
旅行先に着いたら、まずは空港というある意味「守られた」空間から外に出て「さて!」というところが一番緊張するものです。
飛行機に乗って疲れているところ、はやく目的地に向かいたいのになかなかインストールできなくてイライラ、設定できなくてイライラ、それを避けるためにも渡航前の事前準備をしておきましょう。
配車アプリの設定は、タイで日本の電話番号のSMSが受け取れるかどうかで、主に「クレジットカード決済ができるか」という点で手順が変わります。
特に、
チェンマイの空港についたらすぐに配車アプリを使いたい
もしくは、
チェンマイに行くためにバンコクについたらすぐに配車アプリを使いたい
という方は、日本での下準備が大切になってきます。
アプリ設定&クレカ登録のキモ
アプリ登録設定で起こるトラブルのほとんどは以下の2つのポイント時です。
- アプリ登録時の電話番号認証
「アプリから、登録した電話番号のSMSに送られてくるはずの認証コードが届かない!」 - クレカ登録時の本人確認
「クレジットカード会社から送られてくる認証コードが届かない!」
「クレジットカード会社から送られてきた認証コードがはじかれる!」
必要な二つの認証
この上記の2つの認証がうまくいけば(=認証コードを受け取ることができれば)良いわけです。
認証コードが弾かれる!というのはエリア制限の可能性があるので、タイ現地で2つの認証がうまくいけばほとんどのケースがうまくいくはずです。
下で説明している設定の手順は(特にタイ現地での手順は)、上記の2つの認証を得るための手順であると言い換えることができます。
少々ややこしいかもしれませんが、一つずつ落ち着いてやればきっとできるはずです。
がんばりましょう💪
パターン1:
タイでも日本のSIMをそのまま使う人(国際ローミング利用)
パターン2:
デュアルSIM(一つのスマホに2つのSIMとを入れる)で、日本のSIMとタイのSIMを両方使う人
パターン3:
日本のSIMからタイのSIMに入れ替える人
の3つにわけて解説していますので、タイでのご自身の通信環境にあわせてチェックしてみてくださいね。
【渡航前準備】失敗しない!アプリ設定の手順
配車アプリをタイでスムーズに使い始めるには、日本にいる間の準備が非常に重要です。
ここでは、タイ、チェンマイで予定される3つの通信環境に合わせて、「日本出国前」と「タイ到着後」にやるべきことを具体的に解説しますね。
パターン1:日本のSIMをそのまま使う人(国際ローミング利用)
ahamoや楽天モバイルなど、海外でも追加料金なし、または定額でデータ通信が可能なプランを利用する方も最近では多いと思います。
パターン1は、そんな「日本の通信会社のsimをそのまま使うよ」という人むけのガイドです。
【日本出国前にやること】
0. 現地でのデータローミングの設定の仕方を確認、できれば小銭を用意
- お使いのキャリアで海外ローミングが可能か、料金はいくらか、事前にしておく設定や申し込みはないかをチェックします。
- スマホの機種にあわせて、現地に到着した時にどのように設定してローミングをオンにするかを確認しておきます(メモしたりプリントアウトしておくと安心です)。
- 海外でショートメッセージSMSが受信可能か確認しておきます。
その場合の料金も見ておきましょう。 - クレカ登録が失敗した時用に(空港からすぐにGrabやBoltが使いたい場合は)100バーツ、50バーツ、20バーツがあれば安心です。
1 . アプリのダウンロード
日本国内の安定した通信i環境で、「Grab」または「Bolt」のアプリをダウンロードしましょう。
この二つのアプリは、日本からもダウンロード可能です。
2. 日本の携帯電話番号でアカウント登録をしましょう
「Grab」「Bolt」のいずれも、日本国内でアカウント登録(アカウント設定)まではできるという方がほとんどです。
日本の携帯電話番号でアカウント登録をしてみましょう。
もしもできない場合は、日を置いてためし、それでもできない場合は、アプリが利用者の位置情報により制限をかけている可能性があります。
これから先のことはタイ現地についてから行いましょう。
3. クレジットカード登録を試す
アカウント登録ができた方は、そのままクレジットカードの登録も試みてください。
この段階で成功すれば、現地での手間が一切なくなります。
Grabは日本でもクレカ登録可能、Boltはアカウント登録はできてもクレカ登録不可という声が多いようですが、いずれも「できたぞ!」「いやできなかったぞ!」と情報は錯綜しています。
アプリが利用者の位置情報により制限をかけている可能性があり、これからかける可能性もあります。
スマホのOSやアプリのOSまたは通信環境にも左右されるため、同じ日本人でもできたりできなかったりするのです。
もしこの時点でうまくいかなかった場合でも、現地で対応可能です。
練習だと思って一度トライしておきましょう。
【タイ到着後にやること】
1. データローミングをオンにする
タイ, チェンマイの空港に到着したら、事前に調べておいたとおり、スマートフォンの設定で「データローミング」をオンにします。
2. (日本でできなかった場合)アカウントの登録(設定)をする
渡航前に日本でアカウントの登録ができなかった方は、タイに着いてから登録をしましょう。
アカウント登録時にGrabやboltからSMSで送られてくる認証コードが必要になりますので、機内モードでは登録できません。
3. (日本でできなかった場合)クレジットカードを登録する
もし日本でカード登録が完了していなかった場合は、このタイミングで再度登録を試みてください。
クレジットカード登録時のSMS認証コードは、お使いのクレジットカード会社(VISA、Mastercard、JCBなど)から送られてきます。
そのためクレジットカードに登録してある方法で送られてきます。
もし、ここでもクレカ登録ができなかった場合、時間をあけてためしてみましょう。
クレカ登録ができなくても、現金の支払いでGrabもBoltも利用できます!
(準備していた小銭で移動ができます!)
パターン2:デュアルSIM(一つのスマホに2つのSIMとを入れる)で、日本のSIMとタイのSIMを両方使う人
一台のスマホで日本のSIM(eSIM含む)とタイのSIMを併用する、最も柔軟で便利な方法ですが、二つの電話番号が混在するため、設定は中級者以上。
銀行口座での手続きなどで度々SMS受信が必要になるなどの中長期旅行者におすすめです。
【日本出国前にやること】
0. 現地でのデータローミングなどの設定の仕方を確認、できれば小銭を用意
- お使いのキャリアで海外ローミングをオフにするため、事前にしておく設定や申し込みはないかをチェックします。
- スマホの機種にあわせて、現地に到着した時にどのように設定してローミングをオフにするかを確認しておきます(メモしたりプリントアウトしておくと安心です)。
- 海外でショートメッセージSMSが受信可能か確認しておきます。
その場合の料金も見ておきましょう。 - 「Wi-Fi通話」を「オン」にできるか、設定や申し込みはどうなのかを確認する。
wifi通話がオンの場合は、wifi環境でもSMS受信ができます。 - クレカ登録が失敗した時用に(空港からすぐにGrabやBoltが使いたい場合は)100バーツ、50バーツ、20バーツがあれば安心です。
1 . アプリのダウンロード
日本国内の安定した通信環境で、「Grab」または「Bolt」のアプリをダウンロードしましょう。
この二つのアプリは、日本からもダウンロード可能です。
2. 日本の携帯電話番号でアカウント登録をしてみましょう
「Grab」「Bolt」のいずれも、日本国内でアカウント登録(アカウント設定)まではできるという方がほとんどです。
日本の携帯電話番号でアカウント登録をしてみましょう。
もしもできない場合は、日を置いてためし、それでもできない場合は、アプリが利用者の位置情報により制限をかけている可能性があります。
これから先のことはタイ現地についてから行いましょう。
3. クレジットカード登録を試す
アカウント登録ができた方は、そのままクレジットカードの登録も試みてください。
この段階で成功すれば、現地での手間が一切なくなります。
Grabは日本でもクレカ登録可能、Boltはアカウント登録はできてもクレカ登録不可という声が多いようですが、いずれも「できたぞ!」「いやできなかったぞ!」と情報は錯綜しています。
アプリが利用者の位置情報により制限をかけている可能性があり、これからかける可能性もあります。
スマホのOSやアプリのOSまたは通信環境にも左右されるため、同じ日本人でもできたりできなかったりするのです。
もしこの時点でうまくいかなかった場合でも、現地で対応可能です。
練習だと思って一度トライしておきましょう。
【タイ到着後にやること】
1. SIMの有効化と設定
タイのSIM(eSIM)を有効化し、スマートフォンの設定画面で以下の通り設定します。
パターンA
日本の電話番号で配車アプリ登録をする場合。
- 「モバイルデータ通信」 → 「タイのSIM」
インターネット通信をするためです) - 「音声通話」のデフォルト回線 → 「日本のSIM」
アプリやクレカの登録時に必要なSMSを受け取るためです。
国内で全て登録できた場合、配車アプリ登録に関してはこれ以上SMSは必要ないので、音声通話もタイのSIMにするなどご自身の用途に合わせて設定してください。
パターンB
タイのSIMがタイの電話番号付きで、タイの電話番号で配車アプリ登録をする場合
- 「モバイルデータ通信」 → 「タイのSIM」
インターネット通信をするためです) - 「音声通話」のデフォルト回線 → 「タイのSIM」
アプリやクレカの登録時に必要なSMSを受け取るためです。
2. (日本でできなかった場合)アカウントの登録(設定)をする
上記で選んだ設定のまま、アプリでクレジットカードの登録を行います。
アカウント登録時にGrabやboltから送られてくる認証用SMSは、<アプリ登録の電話番号=「音声通話」に設定した回線の電話番号>あてに届きます。
3. (日本でできなかった場合)クレジットカードを登録する
もし日本でカード登録が完了していなかった場合は、このタイミングで再度登録を試みてください。
クレジットカード登録時のSMS認証コードは、お使いのクレジットカード会社(VISA、Mastercard、JCBなど)から送られてきます。
そのためクレジットカードに登録してある方法で送られてきます。
クレジットカードに登録してある電話番号のSMSで認証される場合、
最初の設定で、<アプリ登録の電話番号=「音声通話」に設定した回線の電話番号>もタイの番号にした人は、クレカ登録時に一旦、音声通話に日本の回線の電話番号を設定し直しましょう。
クレジットカードの本人認証(3Dセキュアなど)で使われるワンタイムパスワードの通知方法は、最も一般的なのがSMSですが、カード会社やご自身の事前の設定によっては、メールで届く場合もあります。その場合は、変更は必要ありません。
もし、ここでもクレカ登録ができなかった場合、時間をあけてためしてみましょう。
クレカ登録ができなくても、現金の支払いでGrabもBoltも利用できます!
(準備していた小銭で移動ができます!)
パターン3:日本のSIMからタイのSIMに入れ替える人
日本のSIMカードを取り出し、タイで購入したSIMカードと物理的に入れ替える方向けです。
この方法を成功させるには、日本での事前準備と、空港到着後の手順が非常に重要になります。
【日本出国前にやること】
1. 日本の携帯電話番号でアカウント登録をしてみましょう
「Grab」「Bolt」のいずれも、日本国内でアカウント登録(アカウント設定)まではできるという方がほとんどです。
日本の携帯電話番号でアカウント登録をしてみましょう。
もしもできない場合は、日を置いてためし、それでもできない場合は、アプリが利用者の位置情報により制限をかけている可能性があります。
これから先のことはタイ現地についてから行いましょう。
2. クレジットカード登録を試す
アカウント登録ができた方は、そのままクレジットカードの登録も試みてください。
この段階で成功すれば、現地での手間が一切なくなります。
Grabは日本でもクレカ登録可能、Boltはアカウント登録はできてもクレカ登録不可という声が多いようですが、いずれも「できたぞ!」「いやできなかったぞ!」と情報は錯綜しています。
アプリが利用者の位置情報により制限をかけている可能性があり、これからかける可能性もあります。
スマホのOSやアプリのOSまたは通信環境にも左右されるため、同じ日本人でもできたりできなかったりするのです。
もしこの時点でうまくいかなかった場合でも、「Wi-Fi通話」に対応、海外でSMSが受信できる場合であれば、現地で対応可能ですので、以下を確認しましょう。
- 海外でショートメッセージSMSが受信可能か確認します。
その場合の料金も見ておきましょう。
海外でSMS経由の認証コードが受け取れるかどうかのチェックです。 - 「Wi-Fi通話」を「オン」にできるか、設定や申し込みはどうなのかを確認します。
Wi-Fi通話がオンの場合は、Wi-Fi環境でもSMS受信ができるので認証コードを受け取ることができます。
問い合わせの仕方
「海外旅行に行く予定です。海外のWi-Fiに接続している状態で、スマートフォンの『Wi-Fi通話』機能を使って、日本の電話番号宛のSMSを受信することはできますか?
また、その際にSMSの受信料金はかかりますか?」
などと尋ねれば教えてくれます。 - クレカ登録が失敗した時用に(空港からすぐにGrabやBoltが使いたい場合は)100バーツ、50バーツ、20バーツがあれば安心です。
【タイ到着後にやること】
1.【最重要】SIMをタイのものに入れ替える「前」に!
アカウント登録(設定):日本でできなかった場合
タイの空港に到着したら、まだ日本のSIMが入っている状態で、機内モードをオンのまま、まず空港のフリーWi-Fiに接続します。
この状態で、アプリでアプリにアカウント登録(設定)を行います。
アカウント登録時にGrabやboltから送られてくる認証用SMSは、<アプリ登録の電話番号=「音声通話」に設定した回線の電話番号>あてに届きます。
2.【最重要】SIMをタイのものに入れ替える「前」に!
クレカ登録(設定):日本でできなかった場合
引き続き機内モードをオンのまま、まず空港のフリーWi-Fiに接続したままで、アプリにクレジットカード登録を行います。
クレジットカード登録時の認証コードは、お使いのクレジットカード会社(VISA、Mastercard、JCBなど)から送られてきます。そのためクレジットカードに登録してある方法で送られてきます。
3. タイのSIMに入れ替える
クレジットカード登録が完了、または試み終わったら、SIMカードをタイのものに入れ替えます。
または、日本ですでにアプリ登録とクレカ登録が完了していれば、上記の1〜2は必要なく、そのままSIMを入れ替えるだけです。
以後、タイのSIMカードでインターネットに接続をし、アプリを利用します。
まとめ:しっかり準備で、チェンマイの旅をスマートに始めよう

ここまで、読んでいただきありがとうございます!お疲れ様でした。
3つの異なるスタイルに合わせたGrab/Boltの設定方法をご紹介してきました。
- 一番簡単で安心なのは、パターン1の「日本のSIMをそのまま使う」方法。
- コストと利便性を両立したいなら、パターン2の「デュアルSIM」が最強。
- パターン3はSIMの入れ替えが少々面倒ですが、お使いのスマートフォンが物理SIM一枚しか入らない場合やeSIM非対応の場合に、現地での安価なデータ通信を手に入れるための昔ながらの方法です。
どの方法を選ぶにしても、
「電話番号登録に必要な認証をどう乗り越えるか」
「クレジットカード登録に必要な認証をどう乗り越えるか」
を調べて、日本にいる間にアカウント作成や設定を済ませておくことが、アプリ登録の鍵となります。
Grabは、タイ、チェンマイだけでなく、インドネシアやその他の国でも利用ができるので、とても便利です。
面倒に思える設定も、一度済ませてしまえば、あとは現地でアプリを開くだけ。
料金交渉のストレスなく、行きたい場所にどこへでも連れて行ってくれるツールがあなたの旅の相棒になってくれます!









