美しい寺院、おしゃれなカフェ、豊かな自然のあるチェンマイ。
「長期滞在したい!」「プチ移住したい!」
「多拠点のうちの一つにしたい!」「ノマドワークの拠点にしたい!」
チェンマイは、「場所にとらわれずに働く」ライフスタイルの拠点として、チェンマイは世界中のデジタルノマドから選ばれ続けている都市のひとつ。
充実したコワーキング環境、安定した高速インターネット、そして独特の文化的な豊かさが、長期滞在者を惹きつけています。
チェンマイのノマド事情についてはこちらのページでも詳しくまとめています。
さて、そんなチェンマイへの長期滞在をしよう!と決めたとき、旅行の時とはまた違った視点でとらえるべきことのうちの一つが「通信環境をどう整えるか」です。
数日〜2週間程度の旅行ならツーリストSIMで十分。
でも1ヶ月、2ヶ月、それ以上となるとどうでしょうか?
「1ヶ月以上滞在するのに、ツーリストSIMを買い続けるのって損じゃない?」
「現地のキャリアショップで契約するって、どうやって?難しくない?」
「仕事もするから、速度や安定性が心配で…」
「滞在先のWi-Fiが切れたら困る…」
この記事は、そんな長期滞在者・ノマドワーカー・移住検討者の方に向けて書いています。
この記事を読めばわかる!
- 「ツーリストSIM」は長期滞在者から見てどうなの?
- チェンマイで現地キャリアショップを使って契約する具体的な手順
- ノマドワーカーが知っておきたいデータ容量とWi-Fiの賢い使い方
- タイの電話番号は長期滞在者には必要?
はじめに:結論から言います!

1ヶ月以上の滞在を最短ラインとして、2〜3ヶ月は滞在する予定の場合、当サイトでは以下のネット環境の整え方をお勧めします
「MAYAやセントラルフェスティバルなどのショッピングモール内にある現地キャリアショップに出向いて、相談。あなたにあったプランを提案してもらってから直接契約する」
なぜこの結論になるのか。
理由と、具体的なやり方を、このまま読んで確認してください。
ツーリストSIMで十分?現地プランと比較してみよう
klookなどのツーリストSIMは安くて手軽でとても魅力的です!が….
klookなどのツーリストSIMは安くて手軽でとても魅力的!
ツーリスト用のSIMとはいえ、最短1日から1ヶ月までのデータ通信プランがありますから、1ヶ月ごとに購入することが可能。
滞在期間が決まっているならば「2ヶ月と15日」といった賢い買い方もできます。日本にいる間に購入・設定でき、到着直後から使えちゃいます!

ただし!!!!!
2〜3ヶ月、またはそれ以上の滞在の場合、現地キャリアショップで相談すると、よりコスパの良いプランが見つかることが多いのです。

時間に比較的余裕のある「長期滞在」ならではの「もう一手間」で、自分にぴったりなお値打ちプランを探してみませんか?
カウンターに相談に行くまでの通信は、
- 空港や滞在先のWi-Fiを使う(チェンマイ空港のWi-Fiは無料で使えます)
- 1〜3日分のeSIMをKlookやkkdayで購入しておく
- 楽天モバイルやahamoユーザーなら、その分の容量でカバーする
といった感じで乗り切りましょう!
👉 お値打ちなプランが用意されている可能性、アリ!
ツーリストSIMの価格感を月額換算してみると、プランにもよりますがおおよそ2,000〜5,000円前後になることも少なくありません。
対して、現地の月額プランは同等以上のデータ容量で1,000〜2,000円以下になるプランが用意されていることがあります。
プランは度々変更されるので「こうだ!」となかなか言い切れない部分がありますが、通信会社のスタッフに直接相談することから、「もっといいプランがないかな」と情報を探して回る必要もなく、とても明快です。
👉 アプリの使い方、トップアップの仕方、期間延長の仕方が聞ける!
スタッフと直接話して契約をするので、いろいろなことが質問できます。
その場でキャリアのアプリをダウンロードして(キャリアデスクではWi-Fiに繋ぐことができます)、その使い方も教えてもらえます。
「ギガが足りなくなったら?」「滞在期間が延長されたら?」心配なことはいろいろ質問しちゃいましょう。
👉 電話番号付与でもお値打ちプランの可能性も、アリ!
現地デスクで契約するローカルプランにはもうひとつ、ツーリストSIMとの決定的な違いがあります。
それはタイの電話番号が付与されるプランが選べるということです。
ツーリストSIMはデータ通信専用がほとんどで、電話番号付きプランはほぼ見当たらないので、番号が欲しい!というからはデスクに行かれるこの方法をお勧めします。
電話番号が長期滞在者にとってどう関係するのか、次のセクションで整理しますね。
タイの電話番号、長期滞在者には必要!?

短期旅行者なら「なくてもなんとかなる」の電話番号。
長期滞在者でも「移住」ではないのなら、なくてもなんとか…かんとか…凌げるのが現状です。
しかし、タイの電話番号あると便利な場面が、短期滞在よりも多く出てきます。
特別な事情がない限り、電話番号がないことが致命傷になるわけではありませんが、以下のようなシーンでは持っていた方がスムーズです。
電話番号があると助かる具体的なシーン
ShopeeやLazadaなどタイの通販サービスの利用
タイ国内の通販アプリは、登録にタイの電話番号が必要なことがあります。
チェンマイ滞在中に日用品や生活雑貨を通販で揃えたい場合には、持っておくと便利です。

私はある時、防水スプレーがどうしても欲しくて探し回りましたが見つけられず….宿のスタッフさんに相談したら「Shopeeで買えばいいじゃん!」と。なるほど!
会員登録に何度も失敗しましたが、gmailを現地タイで新しく作り何とか突破。そして電話番号必須でした。
タイの配達には時間指定などないので、「これから持って行くけど、そこにいる?」みたいに連絡が入ることが多いのです。
わたしはそのコールにも気づかず、ぼーっとしてたら宿のスタッフさんがレセプションで受け取ってくれました!
「もう!電話したのに!」とスタッフさんにも言われちゃいましたが笑
この時契約していたのは、電話番号付きで、「1日1GB、3ヶ月で800バーツ弱」というお得プランでした。
次の年に同じ通信キャリアのデスクに言ったらもうそのプランはないよと……残念。それでもこのレベルのお値打ちプランはけっこうあります。
タイのコンドミニアム・アパートの賃貸契約
物件のオーナーや管理会社とLINEやWhatsAppでやり取りすることもありますが、タイの電話番号があると初期のコンタクトがスムーズです。
銀行口座の開設
こちらは長期滞在であっても旅行者には現在難しい「銀行口座の開設」ですが、銀行口座を作る場合、タイの電話番号が必要になることがほとんどです。
逆に言えば、通販を使う予定がなく、アパートも借りず、銀行口座も作らないという短いスパンの長期滞在なら、電話番号はなくてもほぼ困りません。
自分の滞在スタイルと照らし合わせて、必要かどうかを判断してみてください。
また、必要となってから電話番号をとっても問題ありません。
ですが、電話番号がついていてこの価格ならいいなと思えるプランがあれば、それがベスト。
また、長期のプランでも「3ヶ月たったらプランは自動解約、電話番号も引き継げない」というものもあるので最初に確認しておきましょう。
現地プランってどこで契約するの?ショッピングモール攻略法
ショッピングモールのキャリアカウンターで契約する場合、スタッフがその場でSIMを用意してくれます。
物理SIMも、eSIMも、使えるところまでスタッフさんが設定を完了させてくれるので安心です。
その際、通信キャリアのアプリの使い方も一緒に教えてもらいましょう。
容量が足りなくなった時など、またカウンターまで来なくてもスマホでクレカ支払いで終わらせることができます。
どこへ行けばいい?
チェンマイで現地の複数キャリアショップが集まっているのは、主要なショッピングモールのフロアです。一度に複数キャリアのプランをきくことができるのでとっても便利!
チェンマイに限らず、バンコクも同じですが、eSIMは大きなキャリアカウンターでしか対応していません。チェンマイで一番安心なのが「セントラルチェンマイ」です。
日本のSIMが物理SIMの場合は、なんとかタイのSIMをeSIMにしたいものです。
その理由は後述します!
セントラルエアポート(空港近く)
空港から近く、チェンマイに到着してその足で立ち寄ることも可能です。
MAYA(ニマンヘミン)
ニマンエリアに滞在予定の方や、カフェやコワーキングスペースを使うノマドワーカーにはここが最も便利。
セントラルフェスティバル(旧市街東)
チェンマイ最大規模のショッピングモール。
複数キャリアのカウンターをまとめて見回りやすく、比較しやすいです。

コンビニやネットでツーリストSIMを買うのと違い、ここではスタッフさんと直接相談をして自分の滞在期間・用途に合ったプランを選べるのが最大の利点です!
窓口でどう伝えればいい?英語で大丈夫?
基本的には英語で問題ありません。
カウンタースタッフは旅行者・外国人への対応に慣れています。
以下のフレーズがあれば十分です。
英語で伝えるフレーズ例
I’ll stay for about 3 months. Can you show me a long-term plan?
(3ヶ月くらい滞在します。長期プランを見せてもらえますか?)
I need a phone number too.
(電話番号も必要です)
I work online, so I need stable data, maybe 30GB or unlimited per month.
(オンラインで仕事をするので、月30GBか無制限が必要です)
プランを見せてもらったら、複数のカウンターを回って比較するのが絶対おすすめです。
同じキャリアでも、その時のプロモーションによって内容が変わりますし、キャリアによって得意なエリアや速度の傾向も異なります。

2〜3社を回るだけで、数ヶ月の通信コストが数千円変わることもありますよ。せっかくなので、少しでもお値打ちに滞在しちゃいましょう。
【忘れないで!】契約に必要なもの
パスポートがないと絶対に契約できません。忘れないようにしましょう。
- パスポート(必須)
- クレジットカード or 現金(タイバーツ) プランによりますが、数百バーツ〜数千バーツ程度です
- SIMロックが解除されているスマートフォン

パスポートを忘れて窓口にきた外国人が、日を改めるのも、取りに帰るのもいやだ!と駄々をこねて粘っていましたが、いくら粘っても契約できず、トボトボと帰るのを見たことがあります笑
長期滞在・ノマドのデータ使用量の目安
どれくらいのデータが必要か?
長期滞在者は、ホテルや宿に固定のWi-Fiがあることが多いです。
そのため、モバイルデータは「移動中」「外出先」のカバーに絞って考えると、必要量を見積もりやすくなります。
スタイル別の目安
チェンマイ市内に腰を据えて、コワーキングやカフェ中心の滞在
宿・コワーキング・カフェのWi-Fiで大半の仕事を済ませられます。
外出中のモバイルデータはGrabの呼び出しやGoogleマップ程度。
つまり、ほとんどがWi-Fiでの通信となるので、月10〜20GBあれば余裕でしょう。
週に数回、郊外や観光地へ出かける
郊外ではWi-Fiに頼れないため、モバイルデータの消費が増えます。
SNSへの投稿も考えると、月20〜30GBは欲しいところ。
ビデオ会議が毎日あり、外出先でも仕事が発生する
1時間のビデオ会議で1〜1.5GBほど消費することがあります。
外出中に会議が入る日があるなら、無制限プランが精神的にも楽です。
データ節約のコツ(長期滞在者向け)
宿・コワーキングのWi-Fiを徹底活用
大容量ファイルの送受信、Zoomなどのビデオ会議は原則Wi-Fiで
Googleマップのオフラインマップを使う
チェンマイ市内・近郊の地図を日本でダウンロードしておくとモバイルデータを節約できます
写真・動画のクラウド自動アップロードをWi-Fiのみに
iPhoneなら「設定」→「写真」→「モバイルデータ通信」をOFFに
アプリの自動更新をWi-Fiのみに設定
「設定」→「App Store」→「モバイルデータ通信」をOFF
eSIMと物理SIM、長期滞在ではどちらがいい?
短期旅行でもeSIMをおすすめしていますが、長期滞在の場合はさらにeSIMのメリットが際立ちます。
長期滞在する方は特に、日本の物理SIMを抜き差しするのは現実的ではありません。
滞在のうちには、日本の銀行やその他のサービスを利用する機会もあると思います。
ショートメッセージで暗証番号などを送り確認するサービスを利用した際、日本のSIMを抜いているとショートメッセージが受け取れません。その度ごとにSIMを抜き差しするのは面倒ですし、破損の可能性も高まります。
デュアルSIM対応のスマートフォンを使っているなら、
- 日本の物理SIMを入れたままでタイのeSIMを利用する
- 日本のeSIMを用意してタイの物理SIMと並行利用
- 日本のeSIMを用意してタイのeSIMを並行利用する
のが良いでしょう。デュアルSIMに対応しているスマホでも、物理SIMを2枚入れることのできる機種はほとんどありません。

また、私は何度か、「今日はeSIMは残り一つしかない!」と言われたことがあります……割り当てがあるのでしょうか。
もし、日本のSIMを取り出す場合、大切なSIMカードの保管には、専用のSIMカードケースやSIMカードホルダーを用意して無くさないようにしましょう。
よくある疑問・不安に答えます

長期滞在のSIMって、毎月更新が必要なの?
プランによって異なります。
月額プランの中には、自動更新(オートリニュー)が設定できるものがあります。
キャリアの公式アプリ(myAISなど)にクレジットカードを登録しておけば、毎月自動で引き落としされて更新されるため、更新を忘れて繋がらくなる!という事態を防げます。
契約時に「自動更新されますか?」と確認しておきましょう。
帰国したり、また戻ってきたりする場合はどうするの?
「タイ2ヶ月→日本1ヶ月→タイ2ヶ月」という行き来をしている方も、チェンマイには多くいます。
その場合、SIMを「一時停止」できるプランかどうかを確認しておくのが大切です。
止めておかないと、帰国中も料金が発生してしまいます。
対応しているプランであれば、カウンターやアプリから一時停止の手続きができます。
帰国中に日本でSIMをトップアップできるかどうかも、あわせて確認しておくと安心です。
複数の端末(スマホ・PC・タブレット)を使いたい場合は?
スマートフォンでモバイルデータをテザリングして、PCやタブレットで使う方が多いです。
テザリング(Wi-Fiホットスポット)が可能かどうかを確認した上でプランを選んでください。
多くの月額プランでテザリングは可能ですが、「テザリング時の速度制限あり」などの条件がついていることもあります。
ビデオ会議や大容量ファイルのやり取りをPC経由でするなら、テザリングの速度制限なし・データ無制限のプランが快適です。
データが足りなくなったらどうするの?
月の途中でデータ容量を使い切ってしまっても、慌てる必要はありません。
- 各キャリアのアプリからトップアップする(クレジットカード払いでOK)
- カウンターへ行って窓口でお願いする
- セブンイレブンで追加データを購入する(レジでキャリア名と追加したいGB数を伝えるだけです)
いずれも数分で解決できます。
コワーキングスペースのWi-Fiだけでは不安、SIMとどう組み合わせる?
チェンマイのコワーキングスペースやカフェのWi-Fiは質が高く、仕事でも充分に使えるレベルのものがほとんどです。
ただし、混雑時に速度が落ちることや、突然不安定になることもゼロではありません。
コワーキングのWi-Fiをメインに使いつつ、スマホのSIMをバックアップとして持っておくという使い方が最も安心です。
月10〜20GBのプランをベースに、必要があればトップアップで対応するのが現実的なバランスだと思います。
なお、カフェやコワーキングスペースなどの公共のWi-Fiを仕事で使う場合、セキュリティの観点からVPN(仮想プライベートネットワーク)の利用もぜひ検討しましょう!
海外からはアクセスできないWebページの閲覧やサービスの利用もできることがあるのでとても便利です。
まとめ
チェンマイへの長期滞在のSIM選び、ポイントをまとめます。
- ツーリストSIMの使い続けは割高。1ヶ月以上滞在するなら、現地の月額プランへの切り替えが正解です。
- 契約先はコンビニや空港ではなく、MAYAやセントラルフェスティバルのショッピングモール内キャリアショップへ。
- 複数のカウンターを回って比較するのが、コストを抑える最大のコツです。
- 物理SIMかeSIMかは、日本のSIMが物理SIMの場合、eSIMがおすすめ!
日本のSIMとタイのSIMの両方を入れておけるデュアルSIMを活用できる組み合わせにしましょう。 - 自動更新・一時停止・テザリング可否を契約前に確認しておくと、後々トラブルになりません。
最初のキャリアショップ訪問は少しドキドキするかもしれませんが、スタッフの方は外国人への対応にも慣れていて、とても親切です。
翻訳ツールを使ってでもOKなので、英語で伝えればプランの説明から設定まで丁寧にサポートしてくれますよ。
チェンマイでの長期滞在が、通信のストレスなく快適にスタートできますように!











