美しい寺院、おしゃれなカフェ、豊かな自然。
チェンマイへの旅行計画、胸が高鳴りますね。ドキドキ。
しかし、その一方で、ふと現実的な不安が頭をよぎります。
「現地でのインターネット、どうすればいいんだろう?」
こちらもドキドキ。
現代の旅において、スマートフォンは単なる連絡手段ではありません。
地図アプリであり、翻訳機であり、財布であり、最高のレストランを探すためのコンパスでもあります。
インターネットに繋がらない時間は、そのまま旅の快適さを損なう時間と言っても過言ではありません。
これがわかる!
- 特定のプラン情報に頼らず、いつ旅行しても自分で判断できる「SIMカードの選び方」
- あなたの旅のスタイル(滞在日数、目的、性格)に本当に合った選択肢
- オンライン、空港、市内など、各購入方法のメリット・デメリット
- eSIMの設定の注意点など、一歩踏み込んだ実践的な知識
このページの目次
忙しいあなたへ:ズバリ、私たちのおすすめはこれです!
この記事は、失敗しないための情報を丁寧に解説していますが、先に結論をお伝えします。
あなたの滞在期間に合わせて、以下の方法を選ぶのが最も賢く、リーズナブルです。
数日から2週間程度の短期旅行の場合
1ヶ月以上の長期滞在の場合
「ショッピングモール」で現地プランを比較契約してください。
空港やネットで買わない
長期滞在の場合、ツーリストSIMは割高です。
MAYAやセントラルフェスティバルなどのショッピングモールの通信会社や銀行があつまっているフロアへ向かいましょう。
比較のコツ
2〜3社のキャリアカウンターを回り、滞在期間・1日におおよそ必要なGB数、電話番号が必要かどうかを伝えてプランを見せてもらってください。
選ぶパック、そして滞在期間によっては、数千円〜1万円近く料金が変わってきます。
なぜこの結論になるのか?
より詳しい理由や、具体的な設定の注意点を知りたい方は、このまま読み進めてくださいね!
自分にぴったりの通信手段を選ぶための判断ポイント
先ほどの結論は、あくまで「多くの人にとっての王道」です。
でも、旅のスタイルは十人十色ですよね。
ここからは、あなたが自分自身に問いかけることで、どんな通信カードを選んだら良いかは、以下の質問に答えていくことではっきりします。
ご自身の旅の計画を思い浮かべながら、読み進めてみてくださいね!
質問1:滞在日数は何日ですか?
何日滞在するか、これが一番大切です。
データの使用を何日間有効にするかを決めなければいけないからです。
1日~15日程度の短期滞在の場合
15日~1ヶ月程度の中期滞在の場合
1ヶ月以上の長期滞在の場合
「ツーリストSIM」を買い続けるのは割高になります。
この場合は、現地の人々が利用するような、月額制の長期プランを契約するのが圧倒的にお得です。
ただし、こうしたプランはコンビニや空港では契約できません。 MAYAやセントラルフェスティバルといった「ショッピングモール内のキャリアショップ」へ行き、カウンターで直接相談する必要があります。
この違いを知っているか知らないかで、通信費に数千円の差が生まれることもあります。この価格差は、長期滞在者にとってはとても大きな問題です。
質問2:データはどんなことにどれぐらい使いますか?(データ使用量の把握)
あなたがどれくらいのデータを使いそうか、事前に把握しておくことは非常に重要です。
今お使いのスマートフォンの設定画面から、過去1ヶ月のモバイルデータ通信量を確認してみましょう。
それが、あなたが必要とするデータ量の一つの目安になります。
ですが、注意したいのは「旅行中は思いの外データ量を使う」ということです。
普段自分の街ではいちいち地図を確認したりブログを確認しなくても目的の場所に辿り着けますが、旅行中はそうはいかないもの。
また、インスタにもたくさん写真や動画をアップしたくなっちゃいますよね?!
ここぞという時に低速化でイライラマックス!地図が読み込めない、GrabもBoltも呼べないよ〜となっては困るので少し多めに見積りましょう!
データ使用量の目安
- ライトユーザー(1日1GB未満で十分)
主な用途はLINEやメールでのテキスト連絡、Googleマップでの経路検索、時々Webサイトを閲覧する程度。
ホテルやカフェのWi-Fiをメインに使うスタイルの方。 - ミドルユーザー(1日1~2GBあると安心)
上記に加え、Instagramへの写真・動画投稿を頻繁に行う、お店を探しながら街歩きをする、調べ物で多くのWebサイトを見る方。
最も一般的な旅行者のスタイルです。 - ヘビーユーザー(1日3GB以上または無制限が望ましい)
動画配信サービス(YouTube, Netflixなど)を高画質で移動中も視聴する、仕事で頻繁にビデオ会議を行う、PCをテザリングして大容量のファイルを扱うという方。
ただの旅行ではなく、仕事をしながら…という人なら当てはまるかもしれません。
多くのツーリストSIMは十分なデータ容量を持っていますが、もしあなたがヘビーユーザーなら「データ無制限」プランを検討すると、残量を気にするストレスから解放されます。

宿に戻ればwifiが使えるということがほとんどですよね。
撮影した写真のクラウドへのアップロードはwifiに繋いだ時のみに限定するなど、外でのデータ資料量を抑えるための設定もチェックしましょう!
質問3:タイの電話番号は必要ですか?
SIMカードを選ぶ際、もう一つの判断基準が「タイの電話番号」の有無です。
ご指摘の通り、空港のカウンターやオンライン(kkdayやklook)で購入できる旅行者向けプランの多くは、データ通信専用となっており、タイの電話番号が付与されていないことが主流です。特にeSIMではその傾向が顕著です。
もちろん、中には通話も可能な電話番号が付与されているプランも存在しますが、意識して探さなければデータ専用プランを選ぶことになるでしょう。
通常数日から1ヶ月以内の滞在なら、電話番号はなくてもなんとかなる!というのが私たちチェンマイタイムの意見ですが、「あえて電話番号付きのプランを探す必要があるか?」という視点で、ご自身の旅のスタイルをチェックしてみてください。
電話番号があると助かるかも!な具体的なシーン(でも回避策あり!)
- ローカルなレストランやスパの予約
特に人気のレストランや、予約必須の隠れ家的なスパでは、電話での予約が最も確実な場合があります。 ウェブ予約に対応していない素敵なお店も、チェンマイにはまだまだたくさんあります。 - ツアー会社などとの緊急連絡
予約した日帰りツアーの集合場所の確認など、緊急時や予定変更の際に、データ通信が不安定な場所からでも直接連絡できる電話番号があると心強いです。

ですが、こんな「あるかないかわからない」緊急時のために電話番号を用意するのも…。回避策は、とにかくホテルの人に相談すること!
「ツアーを予約したのに、集合場所が知らされない!」
「このスパにいきたいけど電話予約しかできない。電話番号もないしタイ語も難しい!」
そう相談したらきっと、宿のスタッフが代わりに電話をかけてくれるはず。
ホテルの人たちは旅行者の困りごとにも詳しいですから、きっと力になってくれますよ。
電話番号がなくても困らないシーン(=データ専用で十分なケース)
- 配車アプリ「Grab」
チェンマイの移動に欠かせないGrabですが、ドライバーとのやり取りは、基本的にアプリ内のチャット機能や、アプリを経由した通話機能(インターネット回線を使用)で完結させることができます。 - 友人・家族との連絡
日本にいるときと同様、LINE、Messenger、WhatsAppなどのメッセージアプリや、そのアプリ経由の音声通話を使えば十分ですね。 - 一般的な予約
多くのホテル、人気のカフェ、主要なツアーは、ウェブサイトや各種予約アプリ(Klook, Agoda, Eatigoなど)で予約や連絡が完結するため、電話をかけるような場面は発生しにくいでしょう。
ツアーのピックアップも、何かあれば宿の方に連絡をくれるのが通常です。

アプリのメッセージ機能で対応できる場面が多いのではないでしょうか。
タイは日本と同じく、LINEが普及しています。連絡先を交換したい時は、電話番号がないのでLINEで連絡できますか?などと尋ねてみてもいいですね。
特に短期間の旅行者の場合「電話番号がなかったら絶対に無理!」という場面はなかなか思い浮かびません。
基本的には、「観光客はタイの電話番号を持っていないもの」として対応してくれることがほとんどです。
電話をしなければいけない場合が発生した場合でも、事情を話せばホテルのスタッフさんが対応してくださるでしょうし、込み入ったコミュニケーションをとることになる状況は想定する必要は基本的にないと考えてよいのではないでしょうか。
STEP 2: 3つの答えを合わせて決定!あなたに最適な「正解」はこれ
- 推奨アクション:
- メリット: 空港で並ぶ時間もを節約でき、到着後すぐに観光をスタートできます。
さあ、これまでの3つの質問(滞在日数、電話番号、データ量)への答えは出ましたか? 「滞在は短いけれど、どうしても現地の電話番号が必要」という場合など、条件の組み合わせによって選ぶべき手段は変わります。
あなたの答えの組み合わせに近いパターンを選んで、具体的な行動に移りましょう。
パターンA:【短期滞在】×【電話番号なしでOK】
→ 多くの旅行者がこれ!「ネットで事前購入」が正解
「1週間程度の旅行で、連絡はLINEやアプリ通話で十分」という、最も一般的なパターンです。
パターンB:【短期・中期】×【電話番号が絶対必要】
→ 空港カウンター、または「番号付き」プランを探す
「滞在は短いが、仕事や予約の関係で、現地の電話番号(090…等)がないと困る」という場合、多くの格安eSIM(データ専用)は選択肢から外れます。
- 推奨アクション:
- 注意点: データ専用プランを買ってしまうと、後から番号を追加することはできません。
パターンC:【長期滞在(1ヶ月以上)】×【コスパ重視】
→ 市内のショッピングモールで契約
滞在が30日を超える場合、空港やネットでツーリストSIMを買い続けるのは損です。
- 推奨アクション:
- 到着当日は、空港のWi-Fiや、1日分のローミングでしのぎ、翌日以降にMAYAやセントラルフェスティバルなどの「ショッピングモール内のキャリアショップ」へ行く。
- カウンターで「3ヶ月滞在するから、長期のパッケージ(Long-term package)を見せて」と相談する。
- メリット: 月額換算で数百円〜、2000円以下程度に抑えられる可能性が高く、最も経済的です。
補足情報:知っておくと得する豆知識
タイの主要キャリア3社の「個性」
もし、空港カウンターなどで複数の選択肢があって迷った場合の、最後の判断材料として。
- AIS
「安定の王者」!
タイ全土で最も広いエリアをカバーし、通信品質も高いとされています。
郊外の山岳地帯や、少しマイナーな場所へ行く予定があるなら、AISを選んでおくと安心感が高いでしょう。カフェアマゾンに入店すると自動的にwifiが繋がったりと利便性も「高」! - TrueMove H
「バランスの挑戦者」!
都市部での通信速度に定評があり、プロモーションも積極的です。
タイ国内の全ネットワークへの通話が無料になるプランが多いのが魅力です。 - dtac
「コスパの雄」!
リーズナブルな価格設定で人気があります。
チェンマイ市内中心部の滞在であれば、全く問題なく快適に利用できます。
eSIM設定時のワンポイントアドバイス
eSIMを事前購入した場合、設定で最も重要なのは「QRコードを読み込むのは日本で、アクティベートするのはタイで」という点です。
QRコードの読み込み(プロファイルのダウンロード)はWi-Fi環境が必要なので、出発前に済ませておきましょう。
そして、タイに到着してから、スマートフォンの設定でそのeSIMをオンにし、「データローミング」を許可することで、利用が開始されます。
もしデータが足りなくなったら?「トップアップ」の方法
万が一、滞在中にデータ容量を使い切ってしまっても心配ありません。
「トップアップ」と呼ばれるデータチャージを行えば、利用を継続できます。
最も簡単なのは、各キャリアの公式アプリ(myAISなど)をダウンロードし、クレジットカードでチャージする方法です。
市内のセブンイレブンでも簡単に行えます。
最初に、トップアップが可能なプランかどうか、確認をしておきましょう!
「ポケットWi-Fi」は選択肢に入りますか?
「SIMカードの設定が不安だから、日本の空港でポケットWi-Fiをレンタルしていこうかな?」
と迷う方もいるかもしれません。
結論から言うと、現在のタイ旅行においては基本的にはおすすめしません。
かつては海外旅行の必需品でしたが、eSIMが普及した現在は、以下の理由からデメリットの方が目立つようになったからです。
荷物と管理の手間が増える
スマートフォンとは別に、Wi-Fiルーター本体を持ち歩く必要があります。
毎晩の充電も2台分になり、観光中にルーターのバッテリー切れを気にするストレスも発生します。
また、帰国時に空港で返却カウンターに立ち寄る時間も必要です。
コストが割高になりがち
1日単位のレンタル料金がかかるため、数日以上の滞在では、現地SIMカード(数百円〜千円程度)よりも総額が高くなるケースがほとんどです。
ただし、以下のケースなら検討の余地があります
- SIMロック解除ができない古いスマートフォンを使っている場合
- 3人以上のグループで常に一緒に行動し、通信費を割り勘で極限まで安くしたい場合
まとめ:あなただけの「最適解」で、最高のチェンマイ旅行を
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
もう、チェンマイのSIMカード選びであなたが迷うことはないはず?!
大切なのは、誰かのおすすめを鵜呑みにするのではなく、あなた自身の旅に合った選択をすることです。
- 手軽さを求めるなら、オンラインでの事前準備を。
- 安心感を求めるなら、空港で専門スタッフにお任せを。
- 安さを追求するなら、市内で現地のプランを探す楽しみを。
この記事で得た知識をコンパスにして、あなただけの「最適解」を見つけ出してください。
準備万端で、ストレスフリーなインターネット環境を手に入れて、チェンマイでの素晴らしい滞在を心ゆくまで楽しんでくださいね!











